
国際家族デー
5月15日は「水分補給の日」。今回は「水分補給の日」の意味や由来を解説します。
また、「水分補給の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に飲料メーカーの方や、夏シーズンの広報PRを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
5月15日は「水分補給の日」です。ステンレス製魔法びんや真空保温調理器を中心に、家庭用品・家庭製品を製造販売するサーモス株式会社によって制定されました。
日付は、水分補給に最適な温度帯が5〜15度であることから、5月15日としたのが由来です。暑い時期はもちろん、食事やスポーツといった場面で水分を補給する大切さを、より多くの人々に知ってもらうことを目的としています。
気温が高くなる夏は、飲料水をはじめとする商品の広報PR活動が特に増加するシーズン。水分補給の重要性を発信するだけでなく、各企業の開発情報を紹介したり、飲み物に関する商品のプレスリリースを出したりといった取り組みに役立つ記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「水分補給の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「水分補給の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「水分補給の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「水分補給の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「水分補給の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「水分補給の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「水分補給の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「水分補給の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例とポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「水分補給の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
主婦のための生活情報サイト「SHUFUFU」を運営する株式会社しんげんは、「コンビニの飲み物」に関するアンケート調査を実施しました。2024年4月、1年以内にコンビニで飲み物を買った男女200人を対象に、Webアンケートを取った自社調査レポートです。
コンビニでよく買う飲み物で多かったのは、コーヒー、お茶・紅茶、水と続いています。結果をグラフで紹介したうえで、その理由をコメントとして掲載したのが特徴。「水分補給の日」の事例ではありませんが、生活に身近なテーマとアンケート調査を組み合わせた好事例といえます。
参考:コンビニでよく買う飲み物200人に聞きました!3位「水」、2位「お茶・紅茶」!1位は何?
アース・ペット株式会社は、水分・イオンを素早く吸収できる「ペットスエット」シリーズから、新商品「ペットスエットゼリー 愛猫用」のプレスリリースを配信しました。ペットの水分補給の問題に対して、吸収力の高さからアプローチした猫用ゼリー・パウダーです。
記念日に関する事例ではありませんが、プレスリリースではパッケージ写真を掲載し、本商品ならではの魅力を訴求しています。実際に猫がゼリーを食べている写真もピックアップしており、飼育者が利用シーンをイメージしやすくなっているのがGOODです。
参考:人のコップ1杯相当の水分補給をゼリー1本で!『ペットスエットゼリー 愛猫用』新発売!パウダータイプも!
衣食住に関わるオリジナル商品を販売する河淳株式会社は、新商品「Luart四角いウォーターボトル480」のプレスリリースを配信しました。スリムな四角形状に設計された、480ml容量のボトルです。
水分補給といえば夏をイメージしやすいですが、「水分を摂り忘れがちな冬に」と記載されたプレスリリースのタイトルが特徴。「水分補給の日」の事例ではありませんが、販売時期と季節性をうまく訴求ポイントとして盛り込むことで、多くの人の関心を引くきっかけになった点が有用な広報PR施策です。
参考:水分を摂り忘れがちな冬にぴったり! スリムな四角形状で持ち運びも収納も楽々メモリ付きで無理ない水分補給と、“セルフコントロール”をサポートする「Luart四角いウォーターボトル480」が登場
5月15日の「水分補給の日」は、水分補給にまつわるコンテンツや飲料品に注目が集まりやすい日です。飲料メーカーの方はもちろん、飲み物に関連する商材の開発・販売を手掛ける企業の方にとっても、「水分補給の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「水分補給の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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