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虫ケア用品の日(6月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日虫ケア用品の日(6月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月4日は「虫ケア用品の日」。今回は「虫ケア用品の日」の意味や由来を解説します。

また、「虫ケア用品の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に虫よけスプレーなどの家庭用品の製造・販売を行う業界の方や、オーガニック製品を提供している企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「虫ケア用品の日」の意味・由来とは?

6月4日は「虫ケア用品の日」です。害虫の駆除剤・忌避剤の総称である「虫ケア用品」の需要が年間を通じて、最盛期を迎える時期であることと、「虫=ム(6)シ(4)」と読む語呂合わせから、家庭用品などを開発、製造、販売するアース製薬株式会社が制定しました。

安全性を重視して商品開発をしている同社では、虫を避けることで人々の健康を守る「虫ケア用品」という呼び名を世の中に広めるのを記念日制定の目的としています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「虫ケア用品の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「虫ケア用品の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「虫ケア用品の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「虫ケア用品の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「虫ケア用品の日」を元に発信をする流れ

「虫ケア用品の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「虫ケア用品の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「虫ケア用品の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「虫ケア用品の日」を広報PRに活かした事例

「虫ケア用品の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「虫ケア用品の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「虫ケア用品の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.公式LINEで虫ケア相談ができるサービスをスタート

虫ケア用品やお掃除用品、健康食品などを製造・販売するアース製薬株式会社は、公式LINEにてChatGPT搭載のAIチャットボットを搭載した無料の虫ケア相談サービスの開始をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースには、サービス概要と機能について記載。公式LINEでの相談の流れをキャプチャ画像で掲載しているところがわかりやすくGOODです。記念日にちなんだ発信ではありませんが、ChatGPT搭載AI虫ケアアドバイザーなどの注目の技術をタイトルに盛り込むなど、参考になるポイントが豊富な好事例です。

参考:ChatGPT搭載AI虫ケアアドバイザー「アースセイヤくん」とLINEで会話・相談できるサービスを開始

事例2.定番商品に独自開発の虫よけ成分をプラス

生活関連商品を企画開発する株式会社ときわ商会は、ひんやりシャツシャワーシリーズに虫よけ機能が加わった「ひんやりシャツシャワー ストロング 虫よけ」の販売をプレスリリースで発表しました。

定番商品「ひんやりシャツシャワー」に独自開発の虫よけ成分をプラスしバージョンアップしたことをプレスリリースに記載。商品の活用シーンを羅列しており具体的に使用イメージを想い浮かべられる内容がGOODです。「虫ケア用品の日」に関する事例ではありませんが、涼しいだけでなく虫よけもでき、さらに節電対策にもなるといったメリットにも触れ、読み手の興味関心をくすぐる記事構成が参考になります。

参考:【新発売】夏の大定番、ひんやりシャツシャワーシリーズに「虫よけ」機能が加わった新タイプが新登場!

事例3.蚊よけ商品をシンガポールで販売開始

生活関連商品や化粧品などを製造、販売する花王株式会社は蚊よけ商品「ビオレガード モスブロックローション」を2022年のタイに続きシンガポールで販売することをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、商品の紹介とともにアジア圏で蚊よけ商品を販売する背景を解説。蚊が媒介する感染症のひとつであるデング熱について触れ、企業として社会問題と向き合う決意を記載しています。「虫ケア用品の日」にちなんだ情報発信ではありませんが、CSR活動を含めた広報PRをする際に参考になる好事例です。

参考:「GUARD OUR FUTURE」プロジェクト 蚊による感染症から「未来のいのちを守る」取り組みを拡大「ビオレガード モスブロックローション」をシンガポールで発売

虫ケア用品の日をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「虫ケア用品の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

虫ケア用品やオーガニック製品などを扱う企業は、「虫ケア用品の日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、アンケート調査などを実施したりするのも一案です。「虫ケア用品の日」に関する自社の取り組みをプレスリリースを配信してもよいでしょう。

記念日をうまく利用することで、毎年コンスタントに自社製品やサービスの広報PR活動ができるのではないでしょうか。

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