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虫の日(6月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日虫の日(6月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月4日は「虫の日」。今回は「虫の日」の意味や由来を解説します。

また、「虫の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に昆虫業界や衛生薬品業界などをされている企業は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「虫の日」の意味・由来とは?

6月4日は「虫の日」です。幼少期より昆虫採集を趣味とした解剖学者の養老孟司氏が制定しました。日付は「む(6)し(4)」と読む語呂合わせから。

長年にわたって自然や命について考えてきた養老氏は、虫にも供養が大切ということから神奈川県鎌倉市の建長寺に「虫塚」を建立しました。「虫の日」には、毎年多くの昆虫採集家が集まり、法要が執り行われています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「虫の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「虫の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「虫の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「虫の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「虫の日」を元に発信をする流れ

「虫の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「虫の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「虫の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「虫の日」を広報PRに活かした事例

「虫の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「虫の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「虫の日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.業務用害虫駆除機「with」が累計出荷台数135,000台を突破

介護用品や福祉用具、害虫駆除機等のレンタル・販売などを行う株式会社ナックは「虫の日」に合わせ、業務用害虫駆除機「with」の厚生労働省承認商品累計出荷台数135,000台突破。プレスリリースで詳細を発表しました。

プレスリリースでは、「with」の開発背景からシステムの仕組みを記載。一般的な消毒と「with」を使用した場合の虫の生息数をグラフをつけてわかりやすく解説しています。長く愛される商品を記念日と絡めることで、あらためて企業に訴求する広報PRの参考になる事例です。

参考:~6月4日は「ムシの日」~ 株式会社ナック/業務用害虫駆除機「with」、日本初の厚生労働省承認商品累計出荷台数135,000台、継続率97.35%を突破!

事例2.トコジラミ定期点検・事前防除サービスの提供開始

「京都の害虫駆除.com」を運営している株式会社マイジョリティサービスは宿泊事業者のトコジラミ(南京虫)の発生前対策として定期点検・事前防除サービスの提供を開始したことをプレスリリース配信しました。

プレスリリースでは、トコジラミを発生前に防除することの大切さをこれまで駆除してきた経験をもとにしたサービスであることを解説。具体的に宿泊事業者が支払った金額などを記載することで被害を解像度高くイメージできる書き方がGOODです。

「虫の日」にちなんだ事例ではありませんが、昨今注目の集まる「トコジラミ」被害をキーワードに話題性を高めるなどサービス広報PRの好事例といえるでしょう。

参考:トコジラミ(南京虫)予防で事業リスク回避 発生前『定期点検・事前防除』サービスを開始

事例3.手のひらサイズの虫ケア商品を数量限定で販売

アース製薬株式会社は、手のひらサイズの虫ケアデバイスをMakuake内にて数量限定で販売開始しました。

プレスリリースには、商品の詳細がわかる動画を掲載。アウトドアが好きなお客様の声に着目し、虫を気にすることなくアウトドアを楽しめることを目指したという開発背景の説明も記載しています。商品の特長について、ピクトグラムを用いて表現することで視覚的にもわかりやすいのが魅力的です。

参考:キャンプギアに、新ジャンル!30秒で虫の気にならない(※1)空間を作る、手のひらサイズの虫ケアデバイスが新登場

「虫の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「虫の日」の意味や由来、また「虫の日」に関連した広報PR事例を紹介しました。

「虫の日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、虫に関する調査リリースを出したりするのも一案です。自社製品に虫に関連する商品やサービスがある場合は、「虫の日」をきっかけに広報PRしてみるとよいでしょう。

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