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国際こどもの本の日(4月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日国際こどもの本の日(4月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月2日は「国際こどもの本の日」。今回は「国際こどもの本の日」の意味や由来を解説します。

また、「国際こどもの本の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、こどもの本や絵本に関連する広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に出版業界や教育関連の事業、こども向け関連の事業などをされている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「国際こどもの本の日」の意味・由来とは?

4月2日は「国際こどもの本の日」です。デンマークの童話作家アンデルセンの誕生日にちなんだ記念日といわれています。

この記念日は、国際児童図書評議会(IBBY)の創始者で、国際アンデルセン賞の第1回受賞者であるイエラ・レップマンが、こどもの本を通して世界中が国際理解を深めてもらいたい、という想いから1966年に制定しました。

1969年からは「国際こどもの本の日」に合わせてIBBY加盟各国が順番にポスターとメッセージを子どもに向けて発信しています。以降、さまざまなイベントが行われています。

「国際こどもの本の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「国際こどもの本の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国際こどもの本の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国際こどもの本の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「国際こどもの本の日」を元に発信をする流れ

「国際こどもの本の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「国際こどもの本の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「国際こどもの本の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「国際こどもの本の日」を広報PRに活かしたい参考事例

「国際こどもの本の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

「国際こどもの本の日」とは異なりますが、参考になりそうな事例をピックアップ。こどもの本に関連する「絵本の日」「はらぺこあおむしの日」をきっかけにしたプレスリリースを紹介しています。これから「国際こどもの本の日」に関するイベントやキャンペーンなどの広報PRにお役立てください。

事例1.防災知識が学べる絵本を2週間限定で無料公開

株式会社KADOKAWAは、絵本『どうぶつポーズで あそボウサイ』を特別サイトで2025年3月3日から17日まで全ページ無料公開※していることをプレスリリースで配信。東日本大震災から14年経ったことを受けて、家庭内で防災意識を高めることを目的としたキャンペーンです。

プレスリリースのメイン画像には、防災士監修の本誌の表紙を大きく掲載。絵本の概要とともに、刊行依頼、話題を集め重版したという経緯を紹介しています。保護者や教育関係者からの反響を画像にまとめて掲載している点が参考になるポイント。「国際子どもの本の日」に関連してはいないものの、メディアでも注目を集めた絵本の内容を読み手にわかりやすく伝えた好事例です。

※無料公開は終了しています

参考:「楽しみながら防災知識が学べる」とメディアで話題、即重版! 絵本『どうぶつポーズで あそボウサイ』2025年3月17日(月)まで全文無料公開

事例2.シリーズ最新刊『大人も知らない? 続々ふしぎ現象事典』を発売

株式会社マイクロマガジン社は、2025年3月11日にシリーズ最新刊となる『大人も知らない? 続々ふしぎ現象事典』を発売することをプレスリリースで発表。各メディアでも大絶賛された人気の児童書です。

プレスリリースの冒頭に書籍情報を掲載し、最新刊の内容を紹介。続けて、全シリーズを表紙とともに展開するといった、情報が整理された構成がGOOD。記念日に合わせた配信ではありませんが、最新刊をフックにシリーズも広報PRした参考事例です。シリーズだけでなく、書籍や絵本を発刊していることにも触れている点も、興味・関心を高めるポイントのひとつです。

参考:【本書でシリーズ累計14万部を突破‼】メディアでも大絶賛‼ 大人気の児童書〈大人も知らない?〉シリーズ最新刊『大人も知らない? 続々ふしぎ現象事典』2025年3月11日発売!

事例3.表現する底力を育てる「絵本+図鑑」の最新刊をリリース

株式会社主婦の友社は、絵本『頭のいい子を育てるプチ なにいろが すき? いろいろ いろずかん』を発売したことをプレスリリースで配信。シリーズ累計150万部を突破した「頭のいい子を育てる」シリーズの最新刊です。

プレスリリースには、カラフルな本書の魅力が伝わるように複数の画像を掲載しているのが目を引きます。本文の重要な部分には下線を引くことで商品の特徴がひと目でわかるように工夫している点もGOOD。「国際子どもの本の日」にちなんだ事例ではないものの、絵本の特徴をぎゅっと詰めたプレスリリースの構成が参考になります。

参考:シリーズ累計150万部突破!最新刊は、子どもたちの「表現する底力」を育てる色の図鑑『頭のいい子を育てるプチ なにいろが すき? いろいろ いろずかん』

「国際こどもの本の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「国際こどもの本の日」の意味や由来、絵本に関連する広報PR事例を紹介しました。

「国際こどもの本の日」にちなんだ広報活動では、イベントやキャンペーンを開催したり、こどもの本に関連した調査リリースを出したりするのも一案です。

今一度、「国際こどもの本の日」をきっかけに自社製品やサービスの広報PRを検討してみてはいかがでしょうか。

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