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国際防災の日(10月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日国際防災の日(10月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月13日は「国際防災の日(International Day for Natural Disaster Reduction)」。今回は「国際防災の日」の意味や由来を解説します。

また、「国際防災の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に防災設備業界の方や防災グッズを展開している方はぜひ参考にしてみてください。

「国際防災の日」の意味・由来とは?

10月13日は「国際防災の日」は、災害に対する備えを充実させて予防や被害減少を目的とし、1989年に国際連合が国際デーのひとつとして制定しました。あらゆる自然災害の被害から人びとのいのちと健康、暮らしを守ることの大切さをあらためて考える日です。

10月13日当日や前後では、防災教育や啓発活動が世界中で行われています。防災ワークショップを実施したり、啓発活動の一環としてイベントを開催したりするなど、災害への備えについて、見直す日といえるでしょう。

「国際防災の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「国際防災の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国際防災の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国際防災の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「国際防災の日」を元に発信をする流れ

「国際防災の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「国際防災の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「国際防災の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「国際防災の日」を広報PRに活かした事例

「国際防災の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「国際防災の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「国際防災の日」を広報PR活動に活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.国内最大級の総合トレードショー『危機管理産業展』を開催

株式会社東京ビッグサイトは、「危機管理」をテーマにした総合トレードショー『危機管理産業展2024』を10月9日から3日間限定で開催することをプレスリリースで配信。防災・減災、BCP・事業リスク対策、セキュリティなど、さまざまな課題やリスクに対処するための製品・サービスが一堂に集結します。

プレスリリースでは、「2024年の見どころと注目ポイント」として4つの項目に分け、詳細を紹介。記念日に直接的な関係はありませんが、令和6年能登半島地震の被災状況をパネルや写真・映像で展示するなどといったイベント情報は、「国際防災の日」を前に、災害への“備え”の重要性を再確認できます。プレスリリースの配信によって、さらなる認知拡大効果を発揮した広報PR事例といえるでしょう。

参考:【来場登録受付中!】10月9日~11日 危機管理産業展(RISCON TOKYO)2024 を開催

事例2.防災意識を高める体験型防災イベントを開催

株式会社富士急ハイランドは富士急ハイランドで防災について、家族で楽しく学べる体験型防災イベント「FUJI-Q防災FESTA 2024」を開催することをプレスリリースで配信しました。

「FUJI-Q防災FESTA 2024」では災害時に活躍する車両が大集合し、VR擬似消火体験や防災グッズ体験などを実施することをプレスリリースで紹介。イベントを通して家族や友人と防災や日頃の備えについて、あらためて話し合う機会にしてほしいといった企画の意図が掲載されています。記念日に関連した事例ではありませんが、防災意識を高めるイベントと「国際防災の日」を絡めて発信してみるのも一案です。

参考:富士急ハイランド 親子で体験しながら学べる「FUJI-Q 防災 FESTA」9/23(月・祝)開催

事例3.南三陸町東日本大震災伝承館に台湾プロバスケチームが来館

一般社団法人南三陸町観光協会は、台湾のプロバスケットボールチーム「FORMOSA DREAMERS」が南三陸町東日本大震災伝承館「南三陸311メモリアル」に来館したことをプレスリリースで配信しました。

震災伝承ラーニング施設の「南三陸311メモリアル」では、防災・減災について自分ごととして考えるためのプログラム実施しています。プレスリリースには、来訪の経緯や当日の様子、台湾とのつながりなどを複数の画像とともに掲載。項目ごとに、わかりやすくまとめられた構成がGOODです。

記念日に絡めたものではありませんが、震災復興支援から続く台湾と南三陸町の取り組みをプレスリリースで配信することで多くの人に認知を広めた好事例です。

参考:【南三陸311メモリアル】台湾プロバスケチーム「フォルモサ・ドリーマーズ」と仙台89ERS志村社長 来館のご報告

「国際防災の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月13日の「国際防災の日」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。

防災意識を高めるイベントや専門家からの情報提供や意見交換が行われるシンポジウムの開催といった広報PR施策と絡めてプレスリリースを配信したり、防災意識や防災対策についての調査リリースを発信したりするのもよいでしょう。

「国際防災の日」には、防災対策を再確認し見直すきっかけにもなるため、防災に関連したサービス・商品を展開されている企業にとってはよい配信機会です。今回紹介した事例を参考に、「国際防災の日」に絡めたプレスリリースの配信を検討してみてください。

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