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いただきますの日(11月11日、毎月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日いただきますの日(11月11日、毎月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

11月11日、毎月11日は「いただきますの日」です。今回は、「いただきますの日」の意味や由来について解説します。

また、「いただきますの日」に関連する、食に関する広報PR事例もご紹介。「いただきますの日」を上手に活用するポイントも解説しています。食育活動を行っている企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「いただきますの日」の意味・由来とは?

11月11日は「いただきますの日」です。「いただきますの日」普及推進委員会により制定。また、毎月11日も「いただきますの日」とされています。

制定の目的は、日々の食卓と関係のあるさまざまな繋がりに感謝し、食の大切さを考えていくこと。「いただきます」に込められた、自然・いのち・労働・知恵・周りの人と5つの感謝を通じて豊かな食卓や幸せな時間を広げるため、普及・啓蒙活動を実施する日です。

「いただきますの日」には、「いただきますの日」普及推進委員会が感謝祭を開催。数日に分けて、食育セミナーやワークショップなどを企画しています。なお、「いただきますの日」は日本独自の記念日です。

「いただきますの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「いただきますの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「いただきますの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「いただきますの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「いただきますの日」を元に発信をする流れ

「いただきますの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「いただきますの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「いただきますの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「いただきますの日」を広報PRに活かした事例

「いただきますの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「いただきますの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「いただきますの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.琵琶湖ホテルで「いただきますの日プロジェクト」を実施

ホテルを運営する京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社は、11月11日の「いただきますの日」の趣旨に賛同し、運営する琵琶湖ホテルで「いただきますの日プロジェクト」を実施するとプレスリリースで発表しました。ホテルスタッフが育てたお米や野菜を使った1品を、ホテル内のレストラン等の利用者に無料でサービスします。

プレスリリースの冒頭にはスタッフと野菜の写真を配置し、効果的なアイキャッチとなっています。企画趣旨や畑の紹介、プロジェクトの概要を丁寧に解説し、どのような思いを込めて行っているのかが伝わってくるプレスリリースの構成がGOODです。記念日に合わせ、地域性を活かした広報PRを実施した事例として参考になります。

参考:<7月11日スタート>「琵琶湖ホテル・いただきますの日プロジェクト」

事例2.「#いただきますキャンペーン」をスタート

飲食事業を展開する株式会社エー・ピーホールディングスは、運営する店舗で秋のおすすめ食材を使ったメニューを開始。SNSでのハッシュタグ投稿で抽選で”産地からの返礼品”が当たる「#いただきますキャンペーン」をスタートするとプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、「いただきます」に込めた思いについて記載し、企業の食への姿勢が伝わってくる点がGOODです。産地からの返礼品がシズル感のある写真とともに紹介されているのも印象的で、応募を促す効果が期待できます。

記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、「いただきます」という言葉に関連した食のキャンペーンとして参考になる事例です。

参考:【塚田農場】秋のおすすめ #いただきます 投稿キャンペーン ~抽選で”産地からの返礼品”をプレゼント~食材と食に携わるすべての方々への感謝を込めて

事例3.人気アプリの食育イベントに1300名が参加

AI食事管理アプリ「あすけん」を運営する株式会社askenは、初の食イベント「あすけん式 おとなの食育展~「体にいい食事」ってなんだ?」を開催し、そのイベントの様子をレポートしたプレスリリースを配信しました。

プレスリリースのタイトルに「1300名が来場」と入れることで、イベントの規模感が把握できるようになっています。またイベントの内容を写真とともに詳細に記載し、当日の様子がイメージできる点がGOOD。来場者のコメントを紹介しているのもリアル感を演出しています。記念日に合わせた広報PRではありませんが、食育に関するイベントのプレスリリースとして、参考になる事例です。

参考:【開催レポート】初の食イベント「あすけん式おとなの食育展」食と健康に関心の高いアプリユーザーの皆さま1300名が来場

「いただきますの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「いただきますの日」は制定目的が日々の食事に感謝すること、考えることであるため、食育活動のプレスリリースを配信する際は、広報PRのきっかけとして活用するのがおすすめ。こうした取り組みは継続されることが多いので、何回に一度は活動の実施時期を「いただきますの日」に合わせるのも検討してみてもよいでしょう。

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