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イタリアワインの日(6月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日イタリアワインの日(6月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月2日は「イタリアワインの日」。今回は、「イタリアワインの日」の意味や由来を解説します。

また、「イタリアワインの日」を広報PRの機会として活用したプレスリリースや、イベントの事例もご紹介。イタリアワインを取り扱う企業はもちろん、イベント場所として利用できる施設のPR内容を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

「イタリアワインの日」の意味・由来とは?

6月2日は「イタリアワインの日」です。イタリア大使館とイタリア貿易振興会により制定されました。イタリアにて王制が廃止され、イタリア共和国が建国された1946年6月2日にちなみ、この日付に決められたといわれています。

「イタリアワインの日」には毎年、イタリアワインを広めるためのイベントが行われています。一口にイタリアワインといっても、北部・中部・南部で特徴が異なるほか、イタリアのほとんどの州で赤・白・ロゼ・スパークリングなどを生産しているため、話題には事欠かきません。

なお、「イタリアワインの日」は日本独自の記念日です。イタリアでは同日を「イタリア建国記念日」としています。

「イタリアワインの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「イタリアワインの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「イタリアワインの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「イタリアワインの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「イタリアワインの日」を元に発信をする流れ

「イタリアワインの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「イタリアワインの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「イタリアワインの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「イタリアワインの日」を広報PRに活かした事例

「イタリアワインの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「イタリアワインの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例、ワインに関する広報PRを紹介します。

事例1.チーズとワイン計32種の試飲試食会イベントを開催

チーズとワインの専門店LAMMAS(ランマス)は、2023年5月17日に日本初入荷のイタリアワインとイタリアチーズの試飲試食イベントの開催をプレスリリースで配信しました。

ワイン16種類とチーズ16種類が楽しめる同イベントは、専門店ならではの企画です。プレスリリースではイベント概要に予約用URLを記載し、来店予約までの動線を確保しているのがGOODポイント。

プレスリリースとしてイベント情報の発信をすることで、既存顧客はもちろん、店舗を利用したことがない潜在層への認知拡大効果を発揮した広報PR事例です。

参考:《チーズ・ワイン専門店 LAMMAS》がワイン16種類とチーズ16種類の計32種類を試飲試食できるイベントを開催!

事例2.ワイン講師によるイタリアワインセミナーを開催

キャプラン株式会社は、運営するキャプランワインアカデミーのワイン講師によるワインセミナーの開催。講師のエットレ ドナデオ氏が、ワイン認定プログラム「2022 WSG Program Provider Award」で最高位の実績を上げたインストラクターに与えられる「Italian Wine Scholar™(IWS) instructor of the Year 2022」の受賞を記念したものです。

セミナーでは、ビッフェ形式のイタリア料理に合わせたイタリアワインの紹介や飲み方を解説。より詳しく学びたい人に向けて集中講義の時間を設けているのも魅力的なポイントです。セミナーの概要をプレスリリースで配信することで、イタリアワインに興味関心がある人への参加促進にも効果的な広報PR事例です。

参考:日本初! キャプラン ワインアカデミー講師 イタリアワイン インストラクター「世界1位」受賞 ~淡路島にてイタリアワインセミナーを3月3日に開催~

事例3.自社ソムリエが集結したワインイベントを開催

カフェやホテルレストランなどを展開する株式会社トランジットジェネラルオフィスは、ワインイベント『TRANSIT WINE FES‘ 2024 Vol.6』を2024年5月26日に開催することをプレスリリースで発表。自社のソムリエ約20人が集結し、フランスやイタリアなど世界各国の希少なワインを約120種類を用意します。

プレスリリースのアイキャッチにはイベントがイメージしやすいGIF画像を掲載。本文ではイベントの詳細を丁寧に記すほか、特別ゲストのプロフィールを合わせて紹介しているのがGOODです。

「イタリアワインの日」にちなんで配信したプレスリリースではありませんが、ワインイベントを行う際には記念日をフックにしてみるのも一案です。

参考:トランジットのソムリエ達によるワインイベント第6弾!『TRANSIT WINE FES’ 2024 Vol.6』の開催決定。

イタリアワインの日をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「イタリアワインの日」はイタリアワインを取り扱っている企業だけでなく、新しくオープン施設を知ってもらうきっかけとして開催するイベントのテーマとしても、うまく活用できます。

そのほか、自社でさまざまな種類のワインを展開している場合は、ワインに関する調査リリースを行うのもおすすめ。イタリアワインそのものでなく、イタリアとワインどちらかに関係している商品やサービスを取り扱っている場合でも、「イタリアワインの日」は広報PRのきっかけとして活用可能です。さまざまな角度から関連性を再検討し、記念日を広報PRにうまく活かしてみてください。

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