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ジャムの日(4月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ジャムの日(4月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月20日は「ジャムの日」。今回は「ジャムの日」の意味や由来を解説します。

また、「ジャムの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にジャム業界やパン業界の方などをされている企業は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「ジャムの日」の意味・由来とは?

4月20日は「ジャムの日」です。全国のジャムの製造メーカー、販売企業などで構成する日本ジャム工業組合が制定しました。

日付は1910年4月20日に長野県北佐久郡三岡村(現在の小諸市)の塩川伊一郎氏が「苺ジャム」を明治天皇に献上し、日本のジャム産業の発展に大いに貢献したことから。ジャムの美味しさや魅力を多くの人に知ってもらうことで、ジャムの需要喚起と消費拡大を目的としています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ジャムの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ジャムの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ジャムの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ジャムの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ジャムの日」を元に発信をする流れ

「ジャムの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ジャムの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ジャムの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ジャムの日」を広報PRに活かした事例

「ジャムの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ジャムの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「ジャムの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.料理家・栗原はるみ氏プロデュースの新商品のジャムを販売

株式会社ゆとりの空間が展開する料理家の栗原はるみ氏プロデュースのオリジナル食品ブランド「ゆとりのキッチン」は、2024年4月1日より「栗原はるみの甘夏マーマレード」を発売開始することを発表。甘夏を使った季節限定の商品です。

プレスリリースのアイキャッチには新商品と商品の後ろに使用食材の甘夏を添えた構図の画像を掲載。「ジャムの日」に直接絡めたものではありませんが、商品の特徴だけでなくおすすめの食べ方についても提案するなど、既存顧客だけでなく、潜在顧客の興味・関心にもつなげた好事例です。

参考:2024年4月1日(月)、料理家 栗原はるみプロデュースのオリジナル食品ブランド「ゆとりのキッチン」から、季節限定「栗原はるみの甘夏マーマレード」新発売

事例2.低糖度ジャム「アヲハタ 55」シリーズに新商品登場

アヲハタ株式会社は、低糖度ジャム「アヲハタ 55」シリーズから新商品「レモンママレード」と「白桃&グァバ(グレープフルーツ入り)」、季節限定品「ピーチ・メルバ(白桃・ラズベリー)」を販売しました。

新商品の「レモンマーマレード」は、生活者からの声をもとに開発したものです。プレスリリースの文中には、商品の特長とともにさまざまなジャムの使用方法を紹介しています。「商品のラインアップ強化を図ることで、市場活性化につなげていきたい」という企業の思いもアピールしています。

参考:「アヲハタ 55」シリーズから新商品「レモンママレード」「白桃&グァバ(グレープフルーツ入り)」と季節限定品「ピーチ・メルバ(白桃・ラズベリー)」を発売

事例3.学生考案による規格外の名産品を有効活用したジャムの販売会を開催

株式会社サロンドロワイヤルは、陸前高田市で栽培された「米崎りんご」「北限のゆず」など規格外の名産品を有効活用したピーカンナッツジャムの完成販売会を開催しました。当企画は岩手県立大学、盛岡駅ビルフェザンと協働で実施する産学連携プロジェクト「FES”AN×STUDENTスマイルチャージいわてプロジェクト」の一環です。

販売商品の「晴れやか髙田のピーカンナッツジャム ー米崎りんご‐」は、岩手県立大学の学生が考案したもの。地域の学校や企業が共同で行うことで、地域一体となって食品ロス削減といった課題解決に取り組む姿勢がよくわかります。

参考:規格外の名産品も余すことなく活用したい!岩手県立大学の学生が考案。陸前高田市の名産品「米崎りんご」などを有効活用したピーカンナッツジャムの完成販売会を、3月24日に盛岡駅ビルフェザンにて開催。

「ジャムの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ジャムの日」は、ジャムに注目が集まるきっかけになる日です。

スイーツの製造・販売に携わる企業の方や、飲食店・喫茶店を運営する企業の方にとっては特に、「ジャムの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ジャムの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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