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郵政記念日(4月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日郵政記念日(4月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月20日は「郵政記念日」。今回は「郵政記念日」の意味や由来を解説します。

また、「郵政記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に印刷業界の方や郵便関連の商品を企画・販売している企業、イベント関連の事業などをされている企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「郵政記念日」の意味・由来とは?

4月20日は「郵政記念日」です。1934年(昭和9年)に一般会計から分離して郵便や電話などの通信事業で特別会計が創設したことに伴う記念事業のひとつとし、逓信省により「逓信記念日」として制定されたことが始まりでした。

1949年(昭和24年)に逓信省が郵政省と電気通信省に分割されたことから、翌1950年(昭和25年)から「郵政記念日」として改称されました。その後1959年(昭和34年)に再び「逓信記念日」に改称。2001年(平成13年)には郵政事業庁が設置されたことで、「郵政記念日」となった経緯があります。

4月20日の「郵政記念日」からの1週間は、切手趣味週間として特殊切手の発行やイベントなどが実施されています。

記念日は、切手に映る歩み-1950年 郵政記念日制定により、登録されました。

「郵政記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「郵政記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「郵政記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「郵政記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「郵政記念日」を元に発信をする流れ

「郵政記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「郵政記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「郵政記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「郵政記念日」に関連する広報PRに活かしたい参考事例

「郵政記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

これから「郵政記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になるような広報PR活動をピックアップ。直接記念日と合わせたプレスリリースではないものの、郵便や類似記念日に関連する事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.手紙の魅力が知れる無料のイベントを開催

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、代官山 蔦屋書店にて手紙を気軽に楽しめるイベント「Letter From 代官山」”Gift of a Letter”を開催しました。

「会いたい人に気軽に会えなくなってしまった今だからこそ、手紙の楽しさ、大切さを知ってもらいたい!」という想いから、オリジナル切手付きのオリジナルポストカードを配布。会場には専用のポストが設置され、その場で手紙を書いてポストに投函できるイベントです。手紙が身近な物であることをPRできている事例です。

参考:【代官山 蔦屋書店】気軽に手紙を楽しめるイベント「Letter From 代官山」”Gift of a Letter”を2021年12月9日(木)よりスタート!

事例2.先着500名に「四季のソルトレター」のプレゼントキャンペーンを実施

化粧品・医薬部外品・健康食品を主体に取り扱う通信販売業を行う株式会社JIMOSは、2022年3月23日に新発売した「四季のソルトレター」のプレゼントキャンペーンを「ふみの日」に合わせて実施。

「四季のソルトレター」は、手紙と一緒に食卓で季節を感じられるように四季それぞれの塩を同封したものです。オンラインコミュニケーションが中心の現代だからこそ、直筆の手紙を大切にしてほしいという想いから企画されました。

SNS投稿のうえ、期間限定でKITTE4階「旧東京中央郵便局長室」に来場いただいた方が参加できるイベントです。来場時にその場で手紙を書いて1階の郵便局で投函できます。自社製品の魅力とともに手紙の魅力をPRできている事例ではないでしょうか。

参考:23日ふみの日限定コラボイベント!大切な人に「手紙」と「四季」を贈ろう。東京駅すぐKITTE「旧東京中央郵便局長室」で「四季のソルトレター」プレゼント/2022年4/23(土)~24(日

事例3.連載30周年記念の特別なフレーム切手セットの販売を発表

印刷を営む株式会社ワキプリントピアは、日本の格闘漫画「刃牙」の連載30周年を記念した『刃牙 連載30周年記念 フレーム切手セット』の販売開始を発表しました。

「連載30周年記念 地上最強刃牙展ッ!in東京ドームシティ」の開催を記念して作られた特別なフレーム切手セットで、主要キャラクター5名で構成されたデザインになっています。

「郵政記念日」にちなんだプレスリリースではないものの、「郵政記念日」に関連させられる事例といえます。

参考:『刃牙 連載30周年記念 フレーム切手セット』2022年3月16日(水)より「郵便局のネットショップ」で販売開始!

郵政記念日をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「郵政記念日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「郵政記念日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、手紙や郵便に関連した調査リリースを出したりするのも一案です。

また、毎月23日「ふみの日」や3月9日「記念切手記念日」など郵便に関する記念日と絡めることでより幅広い広報PRが期待できます。

今一度「郵政記念日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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