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和栗の日(9月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日和栗の日(9月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月30日は「和栗の日」。今回は「和栗の日」の意味や由来を解説します。

また、「和栗の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品メーカーの方やカフェやレストランなどを運営する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「和栗の日」の意味・由来とは?

9月30日は「和栗の日」です。岐阜県恵那市の一般社団法人日本和栗協会によって制定されました。和栗が収穫の最盛期を迎える9月下旬であることにちなみ、「栗(9)を通して、育てる人・菓子を作る人・味わう人の三者(3)がつながり、その輪(0)を広げていきたい」との思いから、この日を記念日に。

「世界に誇れる和栗を未来に残していくために、農家は自信をもって栽培し、多くの人に和栗やその加工品を食べてもらうきっかけとする」のを目的としています。

毎年この時期になると、旬の和栗を使ったメニューがさまざまな飲食店やイベントで提供されています。和栗を使った企画は、「和栗の日」と合わせて広報PR施策として活用できるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「和栗の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「和栗の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「和栗の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「和栗の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「和栗の日」を元に発信をする流れ

「和栗の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「和栗の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「和栗の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「和栗の日」を広報PRに活かした事例

「和栗の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「和栗の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「和栗の日」を広報PR活動に活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.和栗を使った「阿蘇和栗プリン」を新発売

乳製品メーカーの協同乳業株式会社は、和栗の素材の味を活かした新商品「阿蘇和栗プリン」を期間限定で発売すると、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースのタイトルに、「ホクホク食感」「和栗そのまま」など、味のイメージがふくらむ言葉を入れているのがGOODです。新商品の案内だけでなく、「国産こだわり素材シリーズ」としての取り組みを丁寧に説明することで、社会性の高いプレスリリースに。記念日に関連した広報PRではありませんが、和栗を使った新商品のプレスリリースとして参考になる好事例です。

参考:ホクホク食感から余韻まで、和栗そのままの味わい! 熊本県阿蘇地域の農家が育てたこだわりの和栗を使用『阿蘇和栗プリン』

事例2.和栗を使用した「スーパーモンブラン」を提供する宿泊プラン

株式会社ニュー・オータニは、ホテルニューオータニ幕張で旬の和栗を使った「スーパーモンブラン」を提供する宿泊プラン「スーパーモンブラン&ステイ」を期間限定で販売すると、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、「スーパーモンブラン」の美しい断面図の写真を掲載。画像のバリエーションが豊かな構成が読み手を引き込みます。記念日にちなんだ広報PRではありませんが、季節感を全面に打ち出した和栗に関する新商品の提案として参考になる事例です。

参考:深まる秋のお供に。ホテルニューオータニの秋の風物詩を味わうステイプラン販売中

事例3.茨城県主催の「笠間マロンコレクション2024」開催

茨城県が運営する茨城県営業戦略部販売戦略課は、マロンスイーツのイベント「笠間マロンコレクション2024」を開催すると、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースのタイトルに「日本一の栗産地」という最上級表現を用いて、注意を引くポイントをつくっているのがGOOD。茨城県が和栗の名産地であることを広める効果も期待できます。プレスリリースの構成では参加する店舗の商品写真が整然と並び、カタログのような演出が印象的です。

記念日にちなんだイベントではないものの、和栗をメインとした催事の際の広報PRとして参考になる事例ではないでしょうか。

参考:“日本一の栗産地”茨城県からご当地マロンスイーツの人気店が大集合!秋を彩る和栗づくしの祭典 笠間マロンコレクション2024

「和栗の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月30日の「和栗の日」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。和栗は季節感を演出するのに最適なので、秋のグルメとして提供することで、集客や売り上げに貢献することが期待できます。

お伝えした事例を参考に、ぜひ「和栗の日」を活用して、効果的な広報PRを実践してみてください。

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