PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
日本人宇宙飛行記念日(12月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日日本人宇宙飛行記念日(12月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

12月2日は「日本人宇宙飛行記念日」。今回は「日本人宇宙飛行記念日」の意味や由来を解説します。

また、「日本人宇宙飛行記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、企業の関連事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に航空や宇宙といった事業に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「日本人宇宙飛行記念日」の意味・由来とは?

12月2日は「日本人宇宙飛行記念日」です。1990(平成2)年12月2日、当時TBSの記者を務めていた秋山豊寛氏が、日本人初の宇宙飛行に成功したことから記念日として制定されました。

秋山記者は1989年10月から1990年11月にかけて、モスクワ郊外にある宇宙飛行士訓練センターで訓練を実施。国家審査委員会から承認を受けた後、秋山記者を乗せたソビエト連邦の「ソユーズTM-11号」は打ち上げに成功しました。

また秋山記者は、ジャーナリストとしては、はじめて宇宙からの報道を実現した人物でもあります。「日本人宇宙飛行記念日」に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、宇宙関連の事業について発信するために有用な記念日といえるでしょう。

「日本人宇宙飛行記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「日本人宇宙飛行記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「日本人宇宙飛行記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「日本人宇宙飛行記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「日本人宇宙飛行記念日」を元に発信をする流れ

「日本人宇宙飛行記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「日本人宇宙飛行記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「日本人宇宙飛行記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「日本人宇宙飛行記念日」を広報PRに活かした事例

「日本人宇宙飛行記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「日本人宇宙飛行記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「日本人宇宙飛行記念日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.設立記念シンポジウムの様子をレポート

立命館大学は、研究組織「立命館大学宇宙地球探査研究センター」の設立記念シンポジウムについてプレスリリースを配信しました。宇宙時代の生き方や、研究・学問の重要性などを語るプログラムで、開催の様子をレポートとして発表。

登壇者一覧がわかる画像に加え、ロゴも加えたビジュアルがGOODです。プログラムのトピックを見出し化し、写真とともにコメントを紹介したプレスリリースの構成も参考になります。「日本人宇宙飛行記念日」の事例ではありませんが、キーワードと親和性の高い広報PR施策として参考になるのではないでしょうか。

参考:立命館大学宇宙地球探査研究センター(ESEC)設立記念シンポジウムに500人が来場

事例2.相模原市立博物館の宇宙イベント情報をプレスリリースで発信

神奈川県相模原市は、2024年12月1日に開催する「第6回 宇宙フェスタさがみはら」についてプレスリリースを配信。「宇宙を身近に感じられるまち」といわれる相模原市の博物館にて、JAXA協力のもと展開する毎年恒例のイベントです。

プレスリリースでは、本イベントの概要のほか、JAXA相模原キャンパスや周辺の写真を掲載し、相模原エリアならではの魅力を伝えています。「日本人宇宙飛行記念日」の事例ではありませんが、開催前にプレスリリースを配信することで、メディア関係者や周辺住民を中心に認知を広めた好事例です。

参考:宇宙を夢見るすべての人へ !「第6回 宇宙フェスタさがみはら」を12月1日(日)に開催します

事例3.うなぎの宇宙食がJAXAの認定を取得

老舗うなぎ料理店を営む有限会社観光荘は、同社が開発した「スペースうなぎ(うなぎ蒲焼)」が、JAXAの宇宙日本食認証を取得したことをプレスリリースで発表しました。ISSへの搭載が認められ、うなぎの宇宙食としては日本発となるプロジェクトです。

こちらも「日本人宇宙飛行記念日」の事例ではありませんが、宇宙や宇宙食を連想させる画像や、「スペースうなぎ」の商品名や「日本発」とインパクトのあるキーワードが特徴。自社の実績をプレスリリースで発信することで、幅広い層の興味・関心を引いた有用な広報PR施策です。

参考:【世界初⁉︎うなぎの宇宙食が誕生】JAXAの宇宙日本食『スペースうなぎ(うなぎ蒲焼)』がついに宇宙へ/創業69年長野県の老舗うなぎ料理店観光荘

「日本人宇宙飛行記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

12月2日の「日本人宇宙飛行記念日」は、宇宙飛行士やロケットに注目が集まりやすい記念日です。宇宙に直接的な関連がない商材でも、漫画作品を紹介したり、子ども向けのイベントを開催したりといった機会に活用できるでしょう。

また、9月12日の「宇宙の日」を含めて、より幅広い視点から切り込むのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「日本人宇宙飛行記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ