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かんぴょうの日(1月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日かんぴょうの日(1月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

1月10日は「かんぴょうの日」。今回は「かんぴょうの日」の意味や由来を解説します。

また、「かんぴょうの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品を扱う業界の方や、メニュー開発などを行う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「かんぴょうの日」の意味・由来とは?

1月10日は「かんぴょうの日」です。かんぴょうは漢字で「干瓢」と書き、「干」の字を分解すると「一」と「十」になることから、栃木県干瓢商業協同組合が制定しました。

ユウガオの果実を紐状に剥き、乾燥させて作る乾燥食品「かんぴょう」は、栃木県の特産品で全国生産量98%以上を占めています。消費拡大の願いを込めてこの日を記念日にしています。

栃木県干瓢商業協同組合では、毎年「かんぴょうの日」と同月の1月下旬に「かんぴょう祭り」を実施し、県産のかんぴょうの味や品質の高さを生活者に直接伝えています。

「かんぴょうの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「かんぴょうの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「かんぴょうの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「かんぴょうの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「かんぴょうの日」を元に発信をする流れ

「かんぴょうの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「かんぴょうの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「かんぴょうの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「かんぴょうの日」を広報PRに活かした事例

「かんぴょうの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

「かんぴょうの日」に合わせたプレスリリースではありませんが、かんぴょうに関連するイベント・キャンペーンを検討する際にヒントになりそうな事例を紹介します。

事例1.かんぴょうなどの乾物の認知拡大に関するイベント開催

企画プロダクションの株式会社オレンジ・アンド・パートナーズは、食の未来をより良くするため 世界に共有したい日本発の食のリスト「EARTH FOODS 25」を発表。日本発の食材・食品・知恵・技術を食業界の有識者たちとともに選定しました。

プレスリリースでは、かんぴょうをはじめとする日本の伝統的な食材を紹介。それぞれの選定理由を丁寧に説明しているため、食材の価値が伝わる内容になっています。選定した著名人の写真も掲載し、信頼性や権威性が感じられるプレスリリースの構成がGOOD。

かんぴょうだけに着目したプレスリリースではありませんが、かんぴょうを含む日本の伝統食に関する広報PRとして参考になる事例です。

参考:食の未来をより良くするため 世界に共有したい日本発の食のリスト「EARTH FOODS 25」決定

事例2.かんぴょうを取り入れたイタリアンのメニューを開発

株式会社ニュー・オータニは、運営するホテルニューオータニ幕張にて、コラボレーションフェア『新江戸洋食×「アクアパッツァ」日高良実シェフ』を開催。東京・青山の人気イタリアン「アクアパッツァ」のオーナーシェフ、日高良実シェフとのコラボレーションです。

プレスリリースでは、かんぴょうなどの乾物を使ったオリジナルのイタリアンメニューを紹介。組み合わせの意外性がフックとなり、新しい乾物の魅力を伝えているのがGOODです。料理の写真も美しく目を引きます。

記念日に関連したプレスリリースではありませんが、乾物を新しい形で提案する広報PRとして参考になる事例です。

参考:“アクアパッツァ”のレジェンドが幕張へ!日高良実シェフが1カ月間、レストランを丸ごとプロデュース。

事例3.栃木名産のかんぴょうをラジオで紹介

栃木県域のFMラジオ局である株式会社エフエム栃木は、栃木県出身のお笑いコンビ「U字工事」が、ラジオ初の冠レギュラーパーソナリティを務める生番組「U字工事のSORRY SORRY」をスタート。詳細をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、ラジオ内でかんぴょうの効用を話したことを紹介。かんぴょうをはじめとした栃木県の名産品の訴求しています。ラジオの収録風景や観覧者の写真なども掲載し、番組の魅力が伝わるよう工夫されています。

記念日に関連したプレスリリースではありませんが、栃木の名産であるかんぴょうのアピールにつながる広報PRとして参考になる事例です。

参考:「U字工事」初のラジオ冠レギュラー生番組がスタート! 憧れの地元FM局「RADIO BERRY」で“栃木愛”が炸裂

「かんぴょうの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「かんぴょうの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

カルシウムや食物繊維が豊富なかんぴょうは、健康を意識する人向けのメニューやサービスに活用できる食材といえます。古くから伝わる伝統的な食材でもあるため、かんぴょうを使った商品を企画し、記念日に合わせてキャンペーンを行うのも一案です。「かんぴょうの日」をうまく活用し、より多くの人に自社商品をアピールするとよいでしょう。

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