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こだまの日(7月31日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日こだまの日(7月31日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月31日は「こだまの日」。今回は「こだまの日」の意味や由来を解説します。

また、「こだまの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に鉄道業界の方や旅行業界の方、新幹線関連のサービスや製品を提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「こだまの日」の意味・由来とは?

7月31日は「こだまの日」です。1959(昭和34)年のこの日、特急こだまが狭軌鉄道で世界最高速記録を達成したことに由来しています。

当時の記録は時速163kmで、新幹線を運用するための実験段階だったといいます。もともと「こだま」は、東海道本線の「ビジネス特急」として親しまれていた列車で、その名称を受け継ぎ1964年から新幹線の「こだま」として運行しました。

「こだまの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「こだまの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「こだまの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「こだまの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「こだまの日」を元に発信をする流れ

「こだまの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「こだまの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「こだまの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「こだまの日」を広報PRに活かした事例

「こだまの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「こだまの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、新幹線にちなんだプレスリリースは、今後「こだまの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.全国旅行支援割でお得に松山観光を楽しむ特別プラン

国内旅行の企画や手配などを手掛ける株式会社フォーティーズは、全国旅行支援割の特別プラン発売を決定したことをプレスリリースで配信しました。「大阪発 列車で松山へ行こう」と題し、新幹線「こだま」と特急しおかぜ、宿泊が付いた松山観光プランです。

プレスリリースでは、プラン料金がお得になる各割引の概要に加え、おすすめの観光スポットを写真とともにピックアップしているのがGOOD。「こだまの日」にちなんだ事例ではありませんが、プラン情報をプレスリリースで配信することで、観光を検討中の人を中心に興味関心を高めています。

参考:【全国旅行支援割対象】2月28日迄《大阪発 列車で松山へ行こう》松山に泊まろう!新幹線(こだま)+特急しおかぜ+宿泊付きの特別プラン

事例2.『大きな写真で見る!新幹線ビジュアルブック』を発売

デザインや趣味・実用関連の書籍を手がける株式会社グラフィック社は、『大きな写真で見る!新幹線ビジュアルブック』の発売をプレスリリースで発表しました。最新のE8系からすべての新幹線の各色を網羅した書籍です。

プレスリリースでは太字を使い、見どころをわかりやすくまとめているのがGOODです。「0系/こだま」や「E8系/つばさ」など、本書に掲載されている新幹線の一部を画像とともに紹介。記念日に絡めた事例ではありませんが、書籍の情報が丁寧に掲載された構成が参考になります。

参考:最新のE8系から全ての新幹線の各色を網羅『大きな写真で見る!新幹線ビジュアルブック』3月発売

事例3.引退した東海道新幹線のアルミを使用したキーホルダーを発売

楽器や音楽雑貨などの企画・製造・販売を行う株式会社ナカノは、引退した東海道新幹線の車両を再生したアルミ材を使用したキーホルダーの完成をプレスリリースで発表。新幹線の歴史を感じられる「東海道新幹線60周年記念」のキーホルダーです。

プレスリリースには、「東海道新幹線再生アルミ」を使った商品開発のきっかけとなった社員の話を載せ、商品への想いを伝えているのがGOOG。製造工程がわかる画像を丁寧に紹介しているのも参考になります。「こだまの日」に絡めたプレスリリースではありませんが、独自性の高いコンテンツ情報をバリエーション豊かな画像とともに届けた好事例です。

参考:新幹線の軌跡をあなたの手に。引退車両から生まれた東海道新幹線60周年記念キーホルダーが登場。2024年7月8日(月)発売!

「こだまの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「こだまの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「こだまの日」に関連するイベントやキャンペーンを開催したり、新幹線や特急などの鉄道、旅行や長距離移動に関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、こだまに限らず新幹線関連の製品やサービスを自社で扱っている場合は、積極的に発信するとよいでしょう。

「こだまの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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