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レゴの日(5月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日レゴの日(5月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

5月5日は「レゴの日」。今回は「レゴの日」の意味や由来を解説します。

また、「レゴの日」を切り口として広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特におもちゃ業界や、子どもをターゲットとしている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「レゴの日」の意味・由来とは?

5月5日は「レゴの日」です。ブロックのおもちゃである「レゴ(LEGO)」を販売するレゴジャパン株式会社が2002年に、日本での販売開始から40周年を記念し制定しました。

5月5日である理由は、「レ(0)ゴ(5)」という語呂合わせと、同日が「こどもの日」であることから。より多くの子どもたちにレゴブロックを広めることを目的としています。

レゴジャパン株式会社では、2020年9月までの毎月5日は「レゴランドの日」としてレゴランドの店舗でキャンペーンを実施していました。

子どもはもちろん大人にも幅広く愛されている「レゴ」。記念日に合わせてレゴを用いたPR施策などを行うことで、子どもはもちろんレゴ特有のポップな雰囲気を好む大人へ訴求が期待できます。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「レゴの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「レゴの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「レゴの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「レゴの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「レゴの日」を元に発信をする流れ

「レゴの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「レゴの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「レゴの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「レゴの日」を広報PRに活かした事例

「レゴの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

ここからは、レゴとのコラボを行って話題を集めた企業の商品・イベント、キャンペーンなどの事例をご紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「レゴの日」を広報PRに活かすうえで参考になります。

事例1.レゴフレンズテーマの客室・フロアリニューアルを発表

LEGOLAND Japan合同会社は、宿泊施設「レゴⓇ フレンズ」を2025年7月18日にリニューアルオープンすることをプレスリリースで発表。「究極のお泊り会」をコンセプトにした客室をはじめ、リニューアルしたデザインイメージがわかる画像を紹介しています。

プレスリリースには、リニューアルされた客室のイメージ画像を複数枚掲載されており、メディア関係者はもちろんファミリー層に対して具体的な利用シーンを想起させるような構成にしている点がGOOD。記念日にちなんだ事例ではありませんが、施設のリニューアルに合わせて情報発信することで、認知拡大や集客効果が期待されます。

参考:まるでテーマパーク!?レゴランドⓇ ・ジャパン・ホテル「レゴⓇ フレンズ」テーマ25室をリニューアル!

事例2.F1をテーマにした期間限定イベントの開催を発表

「レゴランド®・ディスカバリー・センター」を運営するマーリン・エンターテイメンツ・ジャパン株式会社は、「その手で、スリルを LEGO®F1イベント」を開催するとプレスリリースで発表。2025年3月14日から5月30日まで、F1をテーマに体験プログラムやワークショップなどを展開する期間限定イベントです。

記念日に関する事例ではありませんが、開催スタートの数日前にプレスリリースを配信し、メディア関係者・生活者両方の認知拡大効果に寄与した好例といえます。プレスリリースには、開催日程や会場といった基本情報のほか、ワークショップで作る商品の画像を掲載したのもGOODです。

参考:「その手で、スリルを LEGO®F1イベント」レゴランド®・ディスカバリー・センター初開催! F1イベント

事例3.レゴで公式キャラクターを作る創業75周年記念企画

ケンミン食品株式会社は、創業75年を記念して、兵庫県の灘中学校・灘高等学校の「灘校LEGO同好会」と共同で制作した「レゴケンミンぼうや」についてプレスリリースを配信しました。1965年ケンミン食品の公式キャラクター「ケンミンぼうや」を、生徒たちとともにレゴで作るプロジェクトです。

プレスリリースでは、制作の背景や同中学・高校にて行われた授与式の様子をレポートしています。「レゴの日」に合わせたプレスリリースではありませんが、周年に関連したレゴ®にちなんだ広報PR施策として参考になります。自社の歴史アや地域とのつながりを感じさせる企画を発信することで、企業の認知拡大やブランドイメージの向上が期待されます。

参考:【ケンミン食品75周年記念企画】レゴ®で祝う「ケンミンぼうや」と神戸の名所 「灘校LEGO同好会」の協力で実現した特別なレゴ作品が完成

レゴの日をきっかけに広報PRの取り組みを提案してみよう

子どもはもちろん大人にもファンの多いレゴ。広報PRの施策に取り入れることで、これまで接点のなかったメディアや生活者に興味を持ってもらえるきっかけとなります。

「レゴの日」に向けて、自社のサービスや商品とレゴをコラボさせる方法がないか企画を考えてみるのはもちろん、事例で紹介したように、社内にレゴが好きな人がいれば、制作の協力をしてもらいSNS等で公開するのも一案です。今まで自社とかかわりのなかった層からも反応が得られるかもしれません。

ぜひ、レゴの日をメディアや生活者との新たなコミュニケーションのきっかけにしてみてください。

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