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ゆり根の日(11月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ゆり根の日(11月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月21日は「ゆり根の日」。今回は「ゆり根の日」の意味や由来を解説します。

また、「ゆり根の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、ゆり根を使ったメニュー開発・提供を行う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ゆり根の日」の意味・由来とは?

11月21日は「ゆり根の日」です。北海道札幌市に事務所を置く、ホクレン食用ゆり消費拡大協議会と、北海道産青果物拡販宣伝協議会によって制定されました。

日付は、北海道産のゆり根が11月中旬から下旬にかけて店頭に並び始めることから。もともとは「百合(ゆり)」の100にちなんで「10×10=100」で10月10としていましたが、旬となる時期と、旧暦の10月10日付近である11月21日が記念日となりました。

ゆり根のほとんどは北海道で生産されており、このおいしさや魅力を知ってもらい、関心を高めることが制定の目的です。

ゆり根単体で食べる機会は少ないものの、和食をはじめとするメニューに取り入れたり、生産シーズンにプレスリリースで紹介したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ゆり根の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ゆり根の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ゆり根の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ゆり根の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ゆり根の日」を元に発信をする流れ

「ゆり根の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ゆり根の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ゆり根の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ゆり根の日」を広報PRに活かした事例

「ゆり根の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ゆり根の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ゆり根の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.恵方巻の新商品予約受付情報をプレスリリースで公開

株式会社ロック・フィールドは、同社が展開する惣菜店「日本のさらだいとはん」での発売情報を公開しました。2023年の節分に向けて、新商品の店頭・Web予約販売をスタートしたプレスリリースです。

今回の商品には、津軽かもを用いたいなり恵方巻や「10品目の恵方巻」、ゆり根まんじゅうを主役にしたサラダなどをラインナップ。写真とともに発売情報を紹介することで、販売促進効果を発揮した広報PR事例です。

参考:日本のさらだ いとはん 2種の恵方巻きなど節分予約を受付中! 節分の食卓にぴったりな“さらだ椀”の提案も 予約は1月27日まで

事例2.北海道ならではの食材を堪能できるグルメフェア

大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社は、同社が運営する「ホテル鬼怒川御苑」のプレスリリースを発表しました。2022年12月1日からスタートする「冬の北海道フェア」の開催情報です。

バイキングメニューの中でも人気の「かに食べ放題」のほか、3種類の丼メニューやパスタなどを展開。北海道ならではのゆり根をメインとした「ゆり根と柚子クリームパスタ」には、北海道の生クリームと牛乳を使用しています。

北海道グルメを手軽に楽しめる企画として、全国各地にアプローチした有用な広報PR事例です。

参考:冬ならではのご馳走・かにも食べ放題!大江戸温泉物語 ホテル鬼怒川御苑で12月1日から【かに食べ放題と北海道グルメバイキング】スタート

事例3.台湾最大の農産業企業とのコラボ商品を発売スタート

otomap合同会社は、台湾グルメの新商品をプレスリリースで紹介しました。台湾最大の農産業企業「台湾糖業公司」と提携し、ヘルシーな朝ごはんに適したドリンクなど複数の発売を決定。

プレスリリースでは、台湾グルメのネクストトレンドとして知られる穀物ドリンクシリーズや、杏仁・銀杏・ゆり根など白色穀物をブレンドした五穀ドリンクなどを紹介しています。

「台湾グルメの魅力を日本の食卓へ」をモットーに事業展開する企業が、台湾の農産業企業とコラボした広報PR事例です。

参考:台湾の国営企業「台湾糖業公司」が日本初進出!台湾グルメのネクストトレンドとして注目の忙しい朝に嬉しい「健康穀物ドリンク」などを新発売

「ゆり根の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月21日の「ゆり根の日」は、ゆり根を用いた食品やメニューに注目が集まりやすい日です。関連製品の製造に携わっている方や、ゆり根を活用したメニュー開発・提供などを行う企業の方にとっては特に、「ゆり根の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ゆり根の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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