E.T.の日
12月3日は「奇術の日」。今回は「奇術の日」の意味や由来を解説します。
また、「奇術の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特にエンタメ業界の方や、イベント企画などを行う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「奇術の日」の意味・由来とは?
12月3日は「奇術の日」です。1990年に公益社団法人・日本奇術協会が、手品やマジック(奇術)を披露する際、「ワン(1)ツー(2)スリー(3)」と掛け声を発することから、この日を記念日として制定しました。
同協会では記念日に、マジシャンや愛好家同士の懇親会を開催していましたが、2008年からは一般の人向けの公演活動を実施しています。
「奇術の日」をきっかけに広報PR活動する効果
「奇術の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「奇術の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「奇術の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「奇術の日」を元に発信をする流れ
「奇術の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「奇術の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「奇術の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「奇術の日」を広報PRに活かした事例
「奇術の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「奇術の日」に関連するプレスリリースではないものの、記念日を活用したイベントやキャンペーンなどを検討する際に、参考になりそうな事例を紹介します。
事例1.春休みに親子で楽しめるマジックショーとマジック教室を開催
ロングランプランニング株式会社は2022年3月29日〜4月3日の春休み期間中を利用し、小学生向けマジックイベント「マジカルおじさんの春休みマジック教室&SHOW」を開催しました。音楽にあわせて一切喋らないサイレントスタイルのマジックショーを堪能したあとは、学校でもできる身近な道具を使ったマジックを学べるマジック教室も開催。親子で楽しめるイベントです。
「奇術の日」に合わせた企画ではありませんが、親子で楽しめるマジックイベントの概要やマジシャンのプロフィールと併せて告知し、来場への期待感を膨らませている広報PR活動の事例といえます。
参考:学校でもできる身近な道具を使ったマジックをレクチャー!! 「マジカルおじさんの春休みマジック教室&SHOW」3会場で開催!カンフェティにてチケット発売
事例2.「グランピング×マジックショー」の宿泊者限定イベントを実施
株式会社ハンズアウトドアリゾートは、2022年4月29日、5月4日、5月7日の3日間、自社が運営するグランピングリゾート「GLAMPING VILLA HANZ河口湖」にて、宿泊者限定のイベントを開催しました。日にちによって演目が異なり、5月4日にはマジックショーを実施。グランピングを満喫しながら、屋外のドームエリアでマジックショーや音楽ライブも楽しめるユニークなコラボイベントです。
こちらも「奇術の日」に合わせたイベントではありませんが、自社サービスに、マジックショーといった付加価値を持たせた企画は、記念日を活用して実施することもできそうな事例です。
参考:グランピング×野外ライブ×マジック宿泊者限定イベント開催
事例3.オンラインを活用したマジックショー・異文化交流会を紹介
オンラインアウトソーシングサービスを提供する株式会社ニットは、2022年2月18日にオンラインマジックショー・オンライン異文化交流会イベントを開催しました。株式会社ニットに所属する海外在住メンバーと、株式会社日本能率協会マネジメントセンターグループ社員やその家族を対象にした同イベントは「チャレンジ~自分から一歩踏み出してみよう~」をコンセプトに、チャレンジする風土・会社に対する家族の理解の促進を目的としています。プレスリリースではイベントの様子などを画像を活用しながらレポート。自社の強みであるオンラインを使い、視聴者参加型マジックを交えて異文化交流を楽しんでいる様子がわかりやすく紹介されています。
「奇術の日」にちなんだイベントではありませんが、マジックショーで場を盛り上げ、イベントをより楽しめる企画といえます。マジックや手品を使ったオンラインイベントを検討する際は、記念日を活用するのもよいかもしれません。
参考:思い出に残るオンラインイベント!株式会社日本能率協会マネジメントセンター様にてオンラインマジックショー・異文化交流会を開催<2/18実施レポート>
「奇術の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「奇術の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
マジックショーや手品を活用したイベントは、幅広い年齢層に訴求することが可能です。記念日に合わせたキャンペーンを考案したり、プレスリリースを発信したり、「奇術の日」を活かした広報PR活動を行うのも一案です。記念日をうまく絡めることで、より多くの人にイベントやキャンペーンなどを周知することができるでしょう。
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