PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
マーマレードの日(5月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日マーマレードの日(5月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月14日は「マーマレードの日」。今回は「マーマレードの日」の意味や由来を解説します。

また、「マーマレードの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、加工食品の開発・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「マーマレードの日」の意味・由来とは?

5月14日は「マーマレードの日」です。愛媛県八幡浜市を拠点に活動する「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会実行委員会」によって制定されました。

日付は、4月14日の「オレンジデー」の1ヵ月後としたのが由来。2019年5月12日に開催された、世界最大級のマーマレードの祭典「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル」の第1回日本大会を記念した日です。

柑橘類の加工食品のひとつとして知られるマーマレードのおいしさや魅力を、愛媛県から発信していくことを目的に掲げています。

マーマレードは加工後も果物の皮が残っているため、ジャム類のなかでも苦みを味わえるのが特徴。新商品のプレスリリースとして発表したり、マーマレードを用いたレシピを紹介したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「マーマレードの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「マーマレードの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「マーマレードの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「マーマレードの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「マーマレードの日」を元に発信をする流れ

「マーマレードの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「マーマレードの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「マーマレードの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「マーマレードの日」を広報PRに活かした事例

「マーマレードの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「マーマレードの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例とポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「マーマレードの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.北海道産レモンを使ったマーマレードを発売

JR北海道フレッシュキヨスク株式会社は、プライベートブランド「DO3TABLE(ドーサンテーブル)」から発売の新商品についてプレスリリースを配信しました。今回展開するのは、北海道産のレモンを使用した「今日ジャム 北海道レモンマーマレード」です。

同時に、2種類の季節限定商品の販売を発表しています。プレスリリースには「商品情報」の見出しを設け、各商品の写真とともにその特徴や味わいを訴求したのがGOOD。「マーマレードの日」に関する発信ではありませんが、新商品を認知拡大する好事例として参考になります。

参考:『今日ジャム 北海道レモンマーマレード』『今日ジャム 北海道ブラムリー』『そのまんま ほおずりりんご』2024年4月12日(金)より発売【DO3TABLE】

事例2.八朔と希少糖を使った機能性表示食品のマーマレード

農業法人・有限会社井上誠耕園は、八朔を使った「機能性表示食品 八朔マーマレード」についてプレスリリースを配信しました。瀬戸内産の八朔と、香川県特産の糖「希少糖」から作られた機能性表示食品です。

八朔の皮に含まれる栄養素と、希少糖(=アルロース)に着目した成分を特徴としています。プレスリリースではその特徴を詳しくピックアップし、わかりやすい文章で解説したのがGOOD。「マーマレードの日」の事例ではありませんが、プレスリリース配信によって自社の取り組みを知ってもらうきっかけにもなった有用な広報PR施策です。

参考:小豆島の柑橘農家発、新しい機能性マーマレード! 瀬戸内産八朔が持つ栄養に機能性をプラスし、おいしく健やかに! 「機能性表示食品 八朔マーマレード」

事例3.料理家のレシピで誕生した期間限定・数量限定商品

株式会社ゆとりの空間は、オリジナル食品ブランド「ゆとりのキッチン」から「栗原はるみの甘夏マーマレード」の発売を発表しました。料理家である栗原はるみ氏のレシピで作った、季節限定・数量限定のマーマレードです。

オリジナル食品ブランドならではの独自性に加え、季節・数量限定の希少性をしっかりと訴求したプレスリリースがGOODポイント。実際に商品を使った食品の写真を掲載するだけでなく、同氏のコメントを掲載することでより具体的な魅力のアピールにつながっています。記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、マーマレードの新商品の魅力が伝わる参考事例です。

参考:2024年4月1日(月)、料理家 栗原はるみプロデュースのオリジナル食品ブランド「ゆとりのキッチン」から、季節限定「栗原はるみの甘夏マーマレード」新発売

「マーマレードの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

5月14日の「マーマレードの日」は、加工食品のなかでもマーマレードに注目が集まりやすい日です。マーマレードの製造・販売を手掛ける企業の方や、マーマレードを用いた食品の開発に携わっている方にとっては、「マーマレードの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「マーマレードの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ