
古材の日
5月2日は「婚活の日」。今回は「婚活の日」の意味や由来を解説します。
また、「婚活の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に婚活ビジネスを展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
5月2日は「婚活の日」です。結婚情報サービス「サンマリエ」を運営する株式会社サンマリエが制定しました。日付の由来は、5と2で「5=婚(こん)2=活(かつ)」の語呂合わせから。
「現代において、婚活の重要性をより多くの方に認知してもらいたい」という同社の思いから、この記念日が制定されました。婚活をより盛り上げることを目的としており、婚活中の人々の意識を高め、結婚に向けた前向きな行動を後押しすることが期待されています。
婚活イベントの開催や婚活アプリの紹介など、広報PR施策にも活用できる記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「婚活の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「婚活の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「婚活の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「婚活の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「婚活の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「婚活の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「婚活の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「婚活の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「婚活の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
を株式会社ネクストレベルは、5月2日の「婚活の日」にちなみ、同社が運営する結婚支援情報メディア「マリピタ」にて体験型婚活イベントのトレンドを特集したとプレスリリースで配信。コロナ禍で一時中断していた対面型婚活イベントが各地で再開され、令和に入って新たな広がりを見せています。
プレスリリースでは、「婚活の日」に合わせた情報をタイトルで明示し、「参加者の声から見える、自治体主催ならではの魅力」を紹介。自社サービスの独自性を打ち出しています。記念日を切り口とした企画の好例といえるでしょう。
参考:5月2日は「婚活の日」──全国180自治体の最新婚活イベントをWebメディア「マリピタ」が紹介!
株式会社サンマリエは、婚活をしたことがある会社員1,005名を対象に「長期休み×婚活」に関する調査を実施し、結果をプレスリリースで発表しました。調査では、約7割が「長期休みは婚活のチャンス」と回答しています。
調査結果はグラフを用いて視覚的にわかりやすく紹介しており、特に回答数の多かった項目に注目が集まるように工夫されているのがGOOD。「婚活の日」に合わせた事例ではありませんが、婚活に関心を持つ層への訴求力が高く、記念日に合わせた調査リリースの構成として参考になります。
参考:約7割が「長期休みは婚活のチャンス」と回答!効果的だった婚活手段ランキング1位は『マッチングアプリ』!?
アイザック株式会社は、運営する完全審査制の恋活・婚活マッチングアプリ「ゴージャス」において、独自機能「職業証明」の提供開始1周年を記念し、インフォグラフィックスを公開。いいねを集める人気職業・企業ランキングや、証明済み会員の属性・傾向を紹介しています。
プレスリリースでは、個人情報を取り扱う婚活アプリならではの安全面について、ユーザーが安心して利用できることを丁寧に説明。記念日に合わせた事例ではないものの、アプリの魅力がわかりやすく伝えられたプレスリリースの構成が参考になる好例です。
参考:審査制恋活・婚活マッチングアプリ「ゴージャス」、独自機能「職業証明」1周年でインフォグラフィックスを公開
5月2日の「婚活の日」は、婚活イベントや婚活に関する調査などが注目されやすい日です。特に、婚活ビジネスを展開する企業は、「婚活の日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「婚活の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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