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低用量ピルで生理ケアの日(7月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日低用量ピルで生理ケアの日(7月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月28日は「低用量ピルで生理ケアの日」。今回は「低用量ピルで生理ケアの日」の意味や由来を解説します。

また、「低用量ピルで生理ケアの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特に低用量ピルを処方するクリニックや生理ケアに関連するサービスを提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「低用量ピルで生理ケアの日」の意味・由来とは?

7月28日は「低用量ピルで生理ケアの日」です。オンラインピル診療サービスを提供するmederi株式会社によって制定されました。低用量ピルの大半が1シート28日周期で構成されており、7日間ごとに錠剤が配置されていることにちなみ、7月28日を記念日としています。

女性の生理痛やPMS(月経前症候群)の対処法のひとつとして、低用量ピルという選択肢があることを広く認知してもらうことを目的としています。

「低用量ピルで生理ケアの日」は、「低用量ピルの理解を促進するためのセミナー開催」や「ピルの利用に関する調査」、関連する商品・サービスのプレスリリース配信といった広報PR施策に活用しやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「低用量ピルで生理ケアの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「低用量ピルで生理ケアの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「低用量ピルで生理ケアの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「低用量ピルで生理ケアの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「低用量ピルで生理ケアの日」を元に発信をする流れ

「低用量ピルで生理ケアの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「低用量ピルで生理ケアの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「低用量ピルで生理ケアの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「低用量ピルで生理ケアの日」を広報PRに活かした事例

「低用量ピルで生理ケアの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「低用量ピルで生理ケアの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「低用量ピルで生理ケアの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「低用量ピルで生理ケアの日」を正式に認定

オンラインピル診療サービス『mederi Pill』を展開するmederi株式会社は、7月28日が「低用量ピルで生理ケアの日」として日本記念日協会に正式認定されたことをプレスリリースで発表。これを記念し、2024年7月28日より、西武渋谷店内のTAILORED CAFE SHIBUYAにて、mederiオリジナルのカフェドリンクを期間限定で提供しています。

プレスリリースでは、毎月28日が「低用量ピルで生理ケアの日」であることを視覚的にわかりやすく伝えるためのメインビジュアルを掲載しています。サービスの紹介や制定の背景を丁寧に説明しており、プロジェクトの3つの取り組みも画像とともに詳しく展開。読み手が求める情報が整理された構成が参考になります。記念日を制定したことだけでなく、その取り組みやプロジェクトについても広く情報を提供した好例です。

参考:【mederi】7月28日を『低用量ピルで生理ケアの日』に正式制定しました

事例2.「小学生からのピル外来(生理外来)」を開始

認定NPO法人フローレンスは、グループ法人であるフローレンスこどもと心クリニックにて、「小学生からのピル外来(生理外来)」を新たに展開したことをプレスリリースで発表。初潮後の小学生や思春期の子どもたちが、生理の悩みを医療につなげられる外来です。

プレスリリースでは、調査データや担当医師のコメントを交えて外来の意義をわかりやすく伝えています。読み手に信頼感を与える構成がGOOD。記念日にちなんだ発信ではありませんが、低用量ピルに関するサービスを発信するプレスリリースとして参考になる好事例です。

参考:小学生から受診できる「ピル外来(生理外来)」をスタート 

事例3.女子大生の「ピル使用」に対するイメージと実態を調査

株式会社ベルタが運営する女性ライフステージブランド「BELTA」は、女子大生を対象に「ピルの使用」に関する意識調査を実施し、その結果をプレスリリースで発表しました。女子大生のピルの使用実態やイメージのギャップが明らかになっています。

プレスリリースでは、当事者の声をもとに取り組みの背景を伝え、社会的な意義を訴求。過去の調査への導線も設けられており、情報の広がりがある構成です。記念日とは関連性はないものの、教育的観点から参考になる発信事例です。

参考:女子大生の「ピル使用」に対するイメージと実態を調査 

「低用量ピルで生理ケアの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月28日の「低用量ピルで生理ケアの日」は、生理ケアとして低用量ピルへの理解を広めるイベントやレポートに関する情報に注目が集まりやすい日です。特に、低用量ピルを処方するクリニックやサービスを提供する企業の方にとっては、「低用量ピルで生理ケアの日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社製品・サービスと「低用量ピルで生理ケアの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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