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明太子の日(1月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日明太子の日(1月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

1月10日は「明太子の日」。今回は「明太子の日」の意味や由来を解説します。

また、「明太子の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、食品を扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「明太子の日」の意味・由来とは?

1月10日は「明太子の日」です。福岡県で明太子の製造・販売を手がける株式会社ふくやによって制定されました。

日付は、1949年の1月10日に、株式会社ふくやの創業者が韓国発祥の明太子を初めて日本風の味付けで販売したことにちなんでいます。

福岡県の名産品となった明太子のおいしさを伝える日として、毎年「明太子の日」には、福岡の飲食店や観光施設などを中心に明太子に関連するキャンペーンが行われています。

なお、日本で初めて「明太子」という名称が新聞(関門日日新聞)に登場した日が1914年12月12日であることから、12月12日も「明太子の日」と定められ、一般社団法人・日本記念日協会に登録されています。

「明太子の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「明太子の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「明太子の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「明太子の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「明太子の日」を元に発信をする流れ

「明太子の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「明太子の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「明太子の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「明太子の日」を広報PRに活かした事例

「明太子の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「明太子の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「明太子の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.『日本を旅する贅沢揚げサンド』に「炙り一本明太ご飯』が新登場

株式会社ANCHORは、展開する揚げサンド専門店から日本全国の「名物」とコラボレーションした『日本を旅する贅沢揚げサンド』の第9弾を発表。「福岡県」の贅沢な味わいをお届けする、贅沢明太子サンド『炙り一本明太ご飯』を期間限定・数量限定で発売します。

プレスリリースでは、メイン画像に商品詳細がわかるインパクトのある画像を配置。本文でも複数枚の画像を掲載して、商品の魅力を伝えています。「明太子の日」に関連するプレスリリースではないものの、福岡の名産品である明太子の魅力を積極的に発信した有用な広報PR事例です。

参考:パンとご飯を一緒に食べる贅沢体験!?【揚げサンド専門店 Age.3(アゲサン)】『日本を旅する贅沢揚げサンド』が11月上旬より日本全国の「ご当地名物」とともに登場!

事例2.冬季限定のたらこスパゲティメニューを販売開始

豚汁定食専門店「ごちとん」などを展開するアークランドサービスホールディングス株式会社の子会社、フィルドテーブル株式会社は、「冬のグランドメニュー」を販売開始。「東京たらこスパゲティ」全店で販売するメニューの詳細をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースではシズル感のあるメニュー画像を多数掲載し、読み手の興味・関心を促している点がGOOD。記念日にちなんだ広報PRではありませんが、昨年の人気商品再販と新メニューにより、既存客だけでなく潜在顧客への来店促進意欲も高めた事例といえるでしょう。

参考:【冬の東京たらこスパゲティ】昨年人気の「削りたてチーズの雪山たらこスパゲティ」など冬のグランドメニュー販売開始

事例3.明太子の美味しさを楽しむ体験・実食イベントを開催

明太子の製造・販売を手がける株式会社ふくやは、自社オリジナルの缶詰商品と明太子の魅力や美味しさを実際に、見て、聞いて、食べて楽しめる体験・実食イベント「ふくや美味しさ体験会」を開催。イベントの詳細をプレスリリースで発表しました。

日本缶詰びん詰食品協会公認の『缶詰博士』として、さまざまなイベントに出演する黒川勇人さんをゲストに迎え、実施されることがひと目でわかるメイン画像がGOODです。本文では、イベントの詳細と提供予定商品を掲載。情報が整理された構成が参考になります。

「明太子の日」にちなんだ事例ではありませんが、明太子に関する自社の製品やサービスの広報PRの際に真似をしたいプレスリリースです。また、記念日に合わせてこのようなイベントを企画するのも一案です。

参考:缶詰博士 黒川勇人氏の缶詰トーク&ふくやの明太子食べ放題!ふくやの美味しさ体験会を12/6(金)・12/7(土)で開催

「明太子の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「明太子の日」は、明太子に注目が集まるきっかけとなる日です。

明太子の製造・販売を手がける企業の方はもちろん、明太子を使用した製品・メニューを販売する企業の方にとっては特に、「明太子の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「明太子の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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