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サラダ記念日(7月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日サラダ記念日(7月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月6日は「サラダ記念日」。今回は「サラダ記念日」の意味や由来を解説します。

また、「サラダ記念日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、飲食店を運営する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「サラダ記念日」の意味・由来とは?

7月6日は「サラダ記念日」です。1987年、当時注目の新人歌人であった俵万智氏の第一歌集『サラダ記念日』が発売。同作はベストセラーとなりました。

タイトルとなっている短歌「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」にちなみ、7月6日が「サラダ記念日」として広く認識されるように。大切な人からの誉め言葉でなんでもない日が記念日になる喜びを、「サラダ」のみずみずしいイメージが引き立てている秀逸な短歌といえます。

現在では、「サラダ記念日」を切り口にサラダや野菜についてアピールする企業も多く見受けられます。

「サラダ記念日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「サラダ記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「サラダ記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「サラダ記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「サラダ記念日」を元に発信をする流れ

「サラダ記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「サラダ記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「サラダ記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「サラダ記念日」を広報PRに活かした事例

「サラダ記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「サラダ記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「サラダ記念日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.歌集『サラダ記念日』出版35周年を記念しオーディオブックを配信開始

河出書房新社は、歌集『サラダ記念日』が出版から35周年を迎えたことを記念し、『サラダ記念日』を音声で楽しめるオーディオブックを配信開始しました。併せて著者の俵万智さんよりメッセージを発表しています。

プレスリリースでは、同書が発売された当時からその後の反響を近年に至るまで丁寧に記載。社会に大きな影響を与えた一冊として、その背景や歴史を含め、魅力を伝えています。

参考:「いいね!」の元祖!? 285万部突破のベストセラー『サラダ記念日』が35周年!

事例2.野菜と血糖値上昇の抑制効果について研究結果を発表

キユーピー株式会社は、炭水化物の前に野菜を摂取すると、食後の急激な血糖値上昇が抑制される現象について検証結果を発表しました。

野菜サラダは食後の血糖値上昇を抑制しましたが、野菜サラダの搾り汁ではその効果が弱まること、要因として「食物繊維の量」と「噛む・噛まないの違い」にある可能性を挙げました。

難解になりがちな研究発表のプレスリリースですが、冒頭のリード文で要旨をかみ砕いて説明したうえ、図やイラストで丁寧に解説しているため頭に入ってきやすくなっています。

参考:野菜サラダを先に食べると急激な血糖値の上昇が抑えられる要因を明らかに

事例3.食用バラを使い、虹をイメージした色鮮やかなサラダを限定販売

エディブルフラワー専門店「EDIBLE GARDEN」が運営するエディブルフラワー研究所は、サラダショップ「Love Salad」とコラボレーションし、食用バラの香りと色味を最大限に生かした「薔薇とフルーツのレインボーサラダ」を1日限定で販売しました。

プレスリリースでは、さまざまな画角から撮影した画像を10枚以上掲載。虹をイメージしたというコンセプトが視覚的にダイレクトに伝わる、とてもインパクトのある仕上がりとなっています。

参考:薔薇が主役の香りと彩りをたのしむ『薔薇とフルーツのレインボーサラダ』浅草にて1日限りのPOPUPを実施

「サラダ記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「サラダ記念日」は、サラダに注目が集まるきっかけになる日です。

食品業界の方や、飲食店を運営する企業の方にとっては特に、「サラダ記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「サラダ記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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