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ミドルの日(3月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ミドルの日(3月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月16日は「ミドルの日」。今回は「ミドルの日」の意味や由来を解説します。

また、「ミドルの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にスキンケア業界の方や、メンズ向け商品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ミドルの日」の意味・由来とは?

3月16日は「ミドルの日」です。男性用化粧品のトップメーカーとして知られている、株式会社マンダムによって制定されました。

日付は、「ミ(3)ド(10)ル(6)」と読む語呂合わせから3月16日としたのが由来。自社製品の整髪料「ルシード(LUCIDO)」のリニューアルを記念し、ミドル世代の男性の若々しい生き方を応援することを目的に制定された記念日です。

同社は毎年「ミドルの日」に合わせて、公式Webサイトで「40代ミドル男性白書」を公開しています。

特定商品が発案のきっかけとなった記念日ですが、40代を想定したスキンケア商品を紹介したり、メンズ向けの関連商品をプレスリリースで発表したり、多様な広報PR活動に有用です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ミドルの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ミドルの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ミドルの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ミドルの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ミドルの日」を元に発信をする流れ

「ミドルの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ミドルの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ミドルの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ミドルの日」を広報PRに活かした事例

「ミドルの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ミドルの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ミドルの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.ミドル世代のための転職サイト会員数が250万人を突破

エン・ジャパン株式会社は、ミドル世代向けの転職サイト「ミドルの転職」の会員数が250万人を突破したことを発表しました。サービス名と利用者層、会員数の客観的数字を明記したプレスリリースタイトルが特徴です。

プレスリリース本文では、2019年以降の会員数推移と年齢層の割合に加え、採用決定職種を1~5位ピックアップしています。「ミドルの日」に特化した事例ではありませんが、特定の世代に向けたサービスを提供する企業として、認知拡大効果に寄与した広報PR施策といえるでしょう。

参考:ミドル世代に特化した求人情報サイト『ミドルの転職』会員数250万人突破!

事例2.40歳以上の転職について調査し、レポートを発表

パーソルキャリア株式会社は、転職サービス「doda(デューダ)」による「ミドル層の異業種・異職種転職実態レポート」をプレスリリースで公表しました。2023年7月から12月にかけて、dodaを利用して転職した40歳以上の転職実態をまとめたレポートです。

サマリーでは、登録者数の推移や異業種・異職種転職などについてピックアップしています。各項目の調査結果を、グラフとともにわかりやすくまとめた構成がGOOD。「ミドルの日」のプレスリリースではないものの、自社独自の調査レポートを発信する際や、ミドル世代向けのコンテンツに絡める情報などにも活かせる広報PR施策です。

参考:転職サービス「doda」、「ミドル層の異業種・異職種転職実態レポート」を発表

事例3.公式YouTubeチャンネル登録者数やアンケート結果についてプレスリリース配信

日本の再生医療のリーディングカンパニーである株式会社セルバンクは、公式YouTubeチャンネル「北條元治|形成外科医・肌の再生医療の専門家」に関するプレスリリースを配信しました。形成外科医・肌の再生医療の専門家による解説がメインとなるチャンネルで、2024年2月29日時点で登録者数30万人を突破。

本格運営をスタートした時期を明記することで、短期間で多くの登録者を獲得した実績をアピールしています。さらに「登録した理由」「視聴者年代」の項目に分けて、2024年2月に行ったアンケート結果をピックアップ。性別・年代を問わず幅広い層から支持されている点を知ってもらう効果も期待できます。

参考:ミドル世代の美に寄り添う「北條元治|形成外科医・肌の再生医療専門家」YouTube登録者数30万人を突破

「ミドルの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月16日の「ミドルの日」は、スキンケア商品の中でも40代向けの情報に注目が集まりやすい日です。ミドル世代の男性を想定した商品の開発・製造に携わっている方や、40代以上向けのブランド事業を行う企業の方にとっては特に、「ミドルの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ミドルの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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