ミックスジュースの日（3月9日）｜意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月9日は「ミックスジュースの日」。今回は「ミックスジュースの日」の意味や由来を解説します。

また、「ミックスジュースの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、飲食業を手がける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ミックスジュースの日」の意味・由来とは？

3月9日は「ミックスジュースの日」です。大阪でコーヒーショップを展開するおおきにコーヒー株式会社によって制定されました。

日付は「ミ（3）ック（9）ス」の語呂合わせから。大阪が発祥といわれるミックスジュースのおいしさを全国の人に知ってもらい、大阪の街がさらに盛り上がるきっかけになることを目的としています。

「ミックスジュースの日」には、同社が展開する「おおきにコーヒー」を中心に、ミックスジュースに関する割引キャンペーンやイベントが実施されています。

「ミックスジュースの日」は、一般社団法人・日本記念日協会によって登録・認定されました。

「ミックスジュースの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ミックスジュースの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ミックスジュースの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ミックスジュースの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ミックスジュースの日」を元に発信をする流れ

「ミックスジュースの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1．「ミックスジュースの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2．コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3．自社サービスやプロダクトと「ミックスジュースの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4．発信するコンテンツを作成する

STEP5．媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

【トレンド徹底活用術 vol.0】トレンドキーワードを活用したプレスリリース作成の基本のキ！

「ミックスジュースの日」を広報PRに活かした事例

「ミックスジュースの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ミックスジュースの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ミックスジュースの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1．ミックスジュース味の餡を使った和菓子が発売

創業130年の京都の老舗菓子屋「青木光悦堂」を運営する株式会社青木光悦堂は、同じく京都の企画会社「株式会社2時」とコラボレーションし、「ハムスターモナカ」のミックスジュース餡バージョンを発売すると、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースのタイトルに「かわいすぎる和菓子」という印象的なフレーズを入れ、目に留まる工夫をしています。和菓子の写真はさまざまなパターンを用意し、商品の魅力が視覚的に伝わってくるのもGOOD。記念日に合わせた広報PRではないものの、ミックスジュースを使った新商品の事例として参考になります。

参考：かわいすぎる和菓子「ハムスターモナカ」のミックスジュース餡バージョンが発売開始。

事例2．サステナブルな梨のミックスジュースを発売

ブランディング・デザイン会社の株式会社ノングリッドは、運営するジュースブランド「Why Juice?」から、規格外の梨を使ったミックスジュースを発売すると、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースのタイトルに「千葉県で200年受け継がれる梨農園」「行き場のない規格外梨」などのフレーズを入れ、地域性や社会性をフックとしているのがGOODです。本文には開発背景として農園の課題をしっかり記載し、生産者の写真も掲載。読み手に共感を呼び起こす工夫があちこちに施され、非常に読み応えのあるプレスリリースになっています。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、サステナブルをフックとした広報PRとして、参考になる事例です。

参考：“生産者の顔が見え、中身の見える”安心安全なジュースブランド　Why Juice?は、千葉県で200年受け継がれる梨農園の、行き場のない規格外梨を活用した季節限定の「梨ジュース」を発売します。

事例3．「ミックスジュースの日」にちなんだキャンペーンを開催

大阪でコーヒー販売やホテル、会議室、行政書士事務所などを営む株式会社おおきに商店は、3月9日の「ミックスジュースの日」にちなんでキャンペーンを開催することをプレスリリースで配信。おおきにコーヒー御堂筋瓦町店にて、「おおきにミックスジュース」のミニサイズが税込39円で購入できるLINEクーポンを2024年3月2日より配信します。

プレスリリースでは、キャンペーン内容がひと目でわかるタイトルとアイキャッチがGOOD。ミックスジュースが39円になるクーポンの配布以外にも、お得な3つのキャンペーンの詳細を記載。キャンペーンの告知だけではなく、大阪発祥のエナジードリンクといわれる「ミックスジュース」の特徴を紹介しているのも参考になります。

参考：【3/8(金) 開催決定】おおきにコーヒー御堂筋瓦町でミックスジュースが、なんと39円に！