菜の日
8月30日は「中津ハモの日」。今回は「中津ハモの日」の意味や由来を解説します。
また、「中津ハモの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業界の方や、大分県の特産品を取り扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「中津ハモの日」の意味・由来とは?
8月30日は「中津ハモの日」です。2021年、大分県中津市にある「地方卸売市場 中津魚市場」によって制定されました。
8月の由来は、ハモの脂の乗りが最高になる時期であることと、「ハ(8)」の語呂合わせが由来。さらに数字の「3」を90度回転させて「m」とし、「m0」が「モ」と読める数字を組み合わせて8月30日としました。
全国有数のハモの漁獲量を誇る大分県ですが、中津市は特にハモの消費が多く、ハモのオリジナル料理を提供する飲食店や専門店が点在しています。
中津のハモのおいしさを発信し、その魅力をより多くの人々に知ってもらうことが記念日制定の目的です。
制定年が新しいため記念日に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、大分・中津観光のきっかけにつなげたり、特産品のプレスリリースに絡めたりといった施策で広報PRに活かせるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「中津ハモの日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「中津ハモの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「中津ハモの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「中津ハモの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「中津ハモの日」を元に発信をする流れ
「中津ハモの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「中津ハモの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「中津ハモの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「中津ハモの日」を広報PRに活かした事例
「中津ハモの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「中津ハモの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「中津ハモの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.大分のふるさと納税返礼品と関連情報を年末に公開
大分県は、ふるさと納税の返礼品に関するニュースリリースを発表しました。「おんせん県」として有名な大分県ですが、自然資源やグルメ、観光スポットなどの認知を拡大するため、おすすめの返礼品を多数紹介したコンテンツです。
大分県の味が堪能できるレストラン食事券から地元スポーツの後援会まで、幅広い返礼品をピックアップ。ふるさと納税への注目が高まるシーズンに公開することで、販売促進効果を発揮した広報PR事例です。
参考:年末目前!今年の寄付先は大分県に決まり!《ふるさと納税》大分県のおすすめ返礼品をご紹介
事例2.からあげの絵本を大津市長に贈呈
株式会社文響社は、同社が販売する絵本『からあげビーチ』に関する情報を公開しました。著書のキリーロバ・ナージャ氏が、からあげで有名な中津市の市長に本書を贈呈したニュースリリースです。
贈呈式の様子を写真とともに紹介し、加えて著者の「鶏だけでなくタコ・ハモ・フグなどが並んでいておいしかった」とコメントを掲載しているのがGOODポイント。中津市の認知拡大効果はもちろん、絵本の販売促進にも貢献した広報事例といえます。
参考:大分県中津市市長に絵本『からあげビーチ』を著者キリーロバ・ナージャ氏が贈呈
「中津ハモの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
8月30日の「中津ハモの日」は、大分県産グルメのなかでも中津ハモに注目が集まりやすい日です。中津ならではの飲食店運営・メニュー開発を行っている方や、中津の観光プランを扱う企業の方にとっては特に、「中津ハモの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「中津ハモの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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