PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
ナツイチの日(7月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ナツイチの日(7月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月21日は「ナツイチの日」。今回は「ナツイチの日」の意味や由来を解説します。

また、「ナツイチの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に出版業界の方や、書店を運営する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ナツイチの日」の意味・由来とは?

7月21日は「ナツイチの日」です。株式会社集英社が制定しました。「ナ(7)ツイチ(21)」と読む語呂合わせと、「ナツイチ」キャンペーン期間中であることから。

「ナツイチ」とは、集英社文庫が「夏休みに一冊、中高生にも文庫を手に取ってほしい」と毎年6月下旬から9月下旬まで実施しているキャンペーンで、読書習慣を普及することを目的としています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ナツイチの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ナツイチの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ナツイチの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ナツイチの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ナツイチの日」を元に発信をする流れ

「ナツイチの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ナツイチの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ナツイチの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ナツイチの日」を広報PRに活かした事例

「ナツイチの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ナツイチの日」に関するイベントやキャンペーンを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。いずれも記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、今後「ナツイチの日」を活用した広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.知識が深まる図鑑シリーズの新商品と展示会に関するプレスリリース

株式会社学研ホールディングスは、グループ会社である株式会社 Gakkenが発売する書籍『ゆるゆる図鑑 読解力ドリル 危険生物 低学年』『ゆるゆる図鑑 読解力ドリル 海の生物 低学年』のプレスリリースを配信しました。4コマまんがで知識が身につく図鑑シリーズです。

収録内容を画像で紹介したビジュアルはもちろん、夏休みシーズンに開催する展示会に訴求したプレスリリースがGOOD。「ナツイチの日」にちなんだ事例ではありませんが、子ども向けの書籍を多数販売する企業ならではの広報PR施策といえるでしょう。

参考:累計80万部突破の 『ゆるゆる図鑑』シリーズから、小学校低学年向け文章読解ドリルが登場! 生きものの文章を読みながら、楽しく読解力が身につく

事例2.語彙力が高まる児童向けの書籍を発売

株式会社高橋書店は、新書籍『語彙力が身につく図鑑365』のプレスリリースを配信しました。類語を含め、約2,000の言葉で語彙力の向上を目指せるイラスト付きの解説本です。

「ナツイチの日」の事例ではありませんが、タイトルで「語彙力の分かれ道は10歳」「読書感想文にも」とインパクトのある文言を記載して関心を引いたのが特徴。内容がイメージできるよう、ページ写真を掲載したビジュアルもGOODです。子育て世代の保護者に向けてメッセージを発信することで、メディア関係者はもちろんファミリー層にも魅力を伝えています。

参考:語彙力の分かれ道は10歳。夏休みの読書感想文にも役立つ!

事例3.読む・考える・書く力を養うオンラインセミナー

株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)は、グループ会社の株式会社Z会ソリューションズが開催する「夏休みの宿題『読書感想文』にも役立つ!読み取るチカラの身につけ方」についてプレスリリースを配信しました。関連書籍を用いながら、読書感想文に必要なことを説くセミナーです。

こちらも「ナツイチの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、開催日時や登壇者など基本情報が一目でわかるアイキャッチを設定しているのがGOODポイント。著者のプロフィールも写真付きで紹介し、経歴や著書を丁寧にまとめています。

参考:【Z会の本】「夏休みの宿題『読書感想文』にも役立つ!読み取るチカラの身につけ方」オンラインセミナーを7/13(土)に開催します!【参加費無料】

「ナツイチの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ナツイチの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「ナツイチ」は株式会社集英社が実施している読書週間キャンペーンの名称ではありますが、書店や書籍を扱う企業でも、読書にまつわるイベントを実施することはできるでしょう。7月21日の「ナツイチの日」に合わせてプレスリリースを配信したり、「#ナツイチの日」でおすすめの本をSNSで紹介したりするのも一案です。記念日を上手に活用し、より多くの人に自社の商品・サービスを周知しましょう。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ