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自然公園の日(7月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日自然公園の日(7月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月21日は「自然公園の日」。今回は「自然公園の日」の意味や由来を解説します。

また、「自然公園の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業界や地方自治体、自然公園を楽しむための商品やサービスを提供している企業、イベント企画を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「自然公園の日」の意味・由来とは?

7月21日は「自然公園の日」です。1957年(昭和32年)に制定された自然公園法が、同年のこの日に施行されたことに由来しています。

自然公園法は、自然公園を守り、親しんでもらうことを目的としており、環境省は毎年記念日である7月21日から8月20日までの1ヵ月を「自然に親しむ運動」期間と定めています。

この期間には、全国の自然公園などでエコツアーや自然観察会、ハイキングといった行事を実施。行事を通じて自然への理解を深め、自然環境の適正利用の普及推進や自然を大切にする心を育んでいます。

「自然公園の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「自然公園の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「自然公園の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「自然公園の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「自然公園の日」を元に発信をする流れ

「自然公園の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「自然公園の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「自然公園の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「自然公園の日」を広報PRに活かした事例

「自然公園の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「自然公園の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。記念日に関した事例ではないものの、公園にちなんだプレスリリースは、今後「自然公園の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.連携協定やパートナーシップの締結を発表

株式会社コロンビアスポーツウェアジャパンは、長野県松本市と「山岳観光の振興に関する連携協定」、環境省と中部山岳国立公園パートナーシップをそれぞれ締結したことを発表。

プレスリリースではそれぞれ締結された際の写真、内容、具体的な取り組みや効果の見込みを掲載。自社と締結先それぞれのコメントも記載しており、3者の意気込みが伝わっている点がGOODポイントです。

松本市の観光プロモーションの推進と地域活性化推進を行っていることもPRできており、自社のイメージアップにもつながっています。

参考:長野県松本市並びに環境省中部山岳国立公園と連携協定・パートナーシップを締結。

事例2.1週間限定の夏恒例イベントがグレードアップして登場

「泊まれる公園」をコンセプトとする公園一体型宿泊施設を運営する株式会社インザパークは、静岡県沼津市にある「INN THE PARK 沼津」に関するプレスリリースを公開しました。2023年7月29日から8月4日にかけて、「夕涼祭(ゆうすずみまつり)」と題したイベントを展開する1週間限定の取り組みです。

同園の夏の恒例イベントとして知られる祭りですが、今回は公園バーベキューや浴衣の無料貸出など、プログラムの一部をグレードアップ。プレスリリースでは、イベントのイメージ写真を複数枚掲載し、魅力に言及しているのがGOODポイントです。開催前にプレスリリース配信することで、より効果的な認知拡大につなげています。「自然公園の日」に関する事例ではありませんが、公園に関する広報PRをする際の参考になる事例ではないでしょうか。

参考:【泊まれる公園 INN THE PARK 沼津】夏休みのカップル・家族旅行に。今年も開催、夕涼祭!合わせて“夕涼みBBQディナープラン”を販売します!浴衣を着てフォトスポット巡りも

事例3.グランピング施設のメディア向け体験募集情報を発表

グランピング施設運営グランピング用品販売、レンタルなどを行う株式会社SOLASITAは、グランピング施設「トイグラン ソラシタ」のオープン情報をプレスリリースで発表しました。宮崎県の景勝地である「都井岬(といみさき)」の国定公園で、野生馬のナイトサファリなどが楽しめるグランピング施設です。今回はメディア向けの招待情報として配信しています。

同施設ならではの魅力を4つの項目に大別し、それぞれの詳細を幻想的な写真で紹介しています。施設エリアでの過ごし方はもちろん、宮崎県内全域で楽しめる施設をMAPを用いてとピックアップしている点もわかりやすくてGOOD。記念日に絡めた発信ではないものの、うまくイメージを伝え、メディア関係者の認知を拡大した広報PR事例です。

参考:メディア様ご招待 宿泊代・夕食無料!日本で唯一!非日常が満載!日常がサファリパーク!目の前で見られる野生馬× 満点の星空× 宮崎ブランド肉のBBQ トイグラン ソラシタが7/14グランドオープン ★1

事例4.子どもたちが自然を体験する3泊4日のキャンプイベント

長野県小谷村役場は、小谷村で開催するキッズサマーキャンプについてプレスリリースを配信しました。民間企業と連携し、国立公園を舞台にした自然体験を提供する3泊4日のプロジェクトです。

7月と8月の2回に分けて開催し、それぞれ小学4年生から中学3年生を対象に25人程度募集。テント設営や登山、自然環境学習など、自然が豊富な公園ならではのコンテンツを展開しています。過去に開催した様子の写真や動画を掲載することで、イベントのイメージがより伝わりやすくなります。「自然公園の日」にちなんだ情報発信ではありませんが、自然体験に関するイベントを開催する際の参考になるプレスリリースです。

参考:3泊4日の冒険をしよう キッズサマーキャンプ Produced by LANTERNを長野県小谷村で開催

「自然公園の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「自然公園の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「自然公園の日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、自然公園や自然に対する意識などに関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、自然を楽しむための商品やサービスがある場合は、積極的に発信するとよいでしょう。

「自然公園の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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