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禁煙の日(毎月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日禁煙の日(毎月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月22日は「禁煙の日」。今回は「禁煙の日」の意味や由来を解説します。

また、「禁煙の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、ヒントになる企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に禁煙の啓発活動や

「禁煙の日」の意味・由来とは?

毎月22日は「禁煙の日」です。2010年、喫煙・禁煙に関する情報交換や、受動喫煙防止に向けた社会活動などを行う一般社団法人・禁煙推進学術ネットワークによって制定されました。

「スワンスワン(吸わん吸わん)で禁煙を!」のスローガンを掲げ、数字の2を白鳥(スワン)に見立てて「スワン(2)スワン(2)」としたのが日付の由来。喫煙による疾病リスクや禁煙の重要性を発信することを目的としており、2022年現在は30以上の学会が参加している横断的組織のひとつです。

同団体は、「禁煙の日」に合わせてブックレットを配布を公開したり、禁煙の啓発活動を実施したりしています。禁煙に関する取り組みは勤務オフィス・飲食店などあらゆる業界で注視されるため、商材を問わず多様な企業の広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「禁煙の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「禁煙の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「禁煙の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「禁煙の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「禁煙の日」を元に発信をする流れ

「禁煙の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「禁煙の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「禁煙の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「禁煙の日」を広報PRに活かした事例

「禁煙の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「禁煙の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「禁煙の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.禁煙プログラムのリアルセミナー開催を決定し、プレスリリースで公開

禁煙プログラム「みんチャレ禁煙」を展開するエーテンラボ株式会社は、セミナーの開催情報をプレスリリースで公開しました。愛知県と大阪府の2ヵ所で、導入企業や健康保険組合といった有識者が登壇するリアルセミナーです。

「禁煙の日」にちなんだプレスリリースではありませんが、開催の直前にプレスリリースを配信し、多くの人に自社情報を届けることで認知拡大・利用促進効果につなげています。禁煙プログラムを通じたセミナー開催の目的のほか、プログラムそのものの特徴もわかりやすく紹介したプレスリリースの構成が参考になります。

参考:みんチャレ禁煙が愛知と大阪でリアルセミナー開催 企業・健保が自社の禁煙推進方法を紹介

事例2.2025年4月に導入する禁煙のガイドラインについて発表

損害保険ジャパン株式会社は、就業時間内のガイドラインに関するプレスリリースを配信。2025年4月1日から「就業時間内(休憩時間を除く)の禁煙」を導入し、さらなる健康増進を目指す取り組みを発表しました。

プレスリリースでは導入の概要を紹介したうえで、背景・目的や実施内容などを項目に分けて訴求した構成がGOODです。「禁煙の日」に関する事例ではありませんが、類似のキーワードと記念日を組み合わせることで、メディア関係者をはじめ、より多くのステークホルダーにアプローチできるでしょう。

参考:健康経営における就業時間内の禁煙化の取組み

事例3.自社のアプリユーザーを対象に「禁煙」についてアンケート調査

スマホアプリ「QR/バーコードリーダー・アイコニット」を提供する株式会社メディアシークは、アプリユーザーを対象に実施した調査についてプレスリリースを配信しました。2024年9月28日、22,993人に対して「禁煙」について質問した調査レポートです。

こちらも「禁煙の日」のプレスリリースではありませんが、自社のアプリをうまく活用し、簡単なアンケート調査として展開したのが特徴。回答者数も多いため、喫煙や禁煙に関する情報を求めている企業・団体にもアプローチできます。プレスリリース配信によってさらに認知拡大効果を高めた、有用な広報PR施策といえるでしょう。

参考:【2024年9月実施】【回答者数22,993名】「禁煙」に関するアンケート調査結果

「禁煙の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

毎月22日の「禁煙の日」は、禁煙活動や受動喫煙防止活動を想起させるきっかけになる日です。禁煙推進を検討している企業の方や、自社の新たな取り組みを掲げている方にとっては特に、「禁煙の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「禁煙の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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