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海苔の日(2月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日海苔の日(2月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月6日は「海苔の日」。今回は「海苔の日」の意味や由来を解説します。

また、「海苔の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品関連、海産物に関する事業やサービスを提供されている企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「海苔の日」の意味・由来とは?

2月6日は「海苔の日」です。1966年(昭和41年)に全国海苔貝類漁業協同組合連合会が制定しました。海からの贈り物である海苔に対する感謝の気持を込めて、定められた記念日です。

また、この時期は海苔の生産の最盛期を迎えます。古くから日本人に好まれてきた伝統的な食品である海苔の消費拡大を目的とし、2月6日の「海苔の日」を中心に、イベントやキャンペーンなどが多く実施されています。

「海苔の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「海苔の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「海苔の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「海苔の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「海苔の日」を元に発信をする流れ

「海苔の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「海苔の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「海苔の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「海苔の日」を広報PRに活かした事例

「海苔の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「海苔の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「海苔の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.佐賀の最高級のりがもらえる「佐賀のりデコ弁コンテスト」開催

佐賀市では、有明海で始まる「海苔」の初摘みにあわせて、佐賀の最高級海苔がもらえる「佐賀のりデコ弁コンテスト」の開催をプレスリリースで発表しました。SNSと連動した企画で、ハッシュタグ「#佐賀のりデコ弁」が付けられて投稿された海苔デコ弁の写真の中から5作品を選出します。

プレスリリースでは、キャンペーンの詳細がひと目で伝わるイメージと特設ページのURL設置。プレゼントや受賞部門についてだけでなく、佐賀の特産品である「佐賀のり」の特徴もわかりやすく解説しています。「海苔の日」に関する事例ではありませんが、「海苔」を使った商品の広報PR施策として参考になるプレスリリースの構成です。

参考:【佐賀市】XとInstagramで「佐賀のりデコ弁コンテスト」を開催!

事例2.厳選された3種類の海苔が堪能できる「のり茶漬け」を発売

カネリョウ海藻株式会社は、海苔のおいしさと香りを堪能できる『のり茶漬け』を、同社が運営する海苔のセレクトショップ「OKAGESAMA MOBA」でテイクアウトメニューとして新発売。厳選された3種類の海苔と、天皇杯を受賞した厳選ほうじ茶を組み合わせた贅沢なひと品の紹介をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは商品の特徴や開発に至った背景に加え、同ショップで販売している海苔商品メニューも紹介。シンプルなプレスリリースですが、それぞれの魅力が端的に伝わる構成になっています。海苔に関連する新商品を販売する際は、記念日に絡めて見るのも一案です。

参考:焼きのり・ばらのり・すじ青のりとほうじ茶を組み合わせた海苔のおいしさが口いっぱいに広がる『のり茶漬け』テイクアウトメニューとして「OKAGESAMA MOBA」に登場!

事例3.佐賀の海苔漁師をモデルにした映画公開を記念してポップアップイベントを開催

さが県産品流通デザイン公社は、同社が運営するさが県産品セレクトショップ「SAGA MADO」にて開催するポップアップイベントについてプレスリリースを配信しました。独学でピアノの難曲「ラ・カンパネラ」を習得した、佐賀の海苔漁師をモデルとした映画「ら・かんぱねら」の公開を記念した期間限定イベントです。

プレスリリースの冒頭でイベントの概要をわかりやすく記載。関連する映画のパンフレット画像とあらすじを展開後、主な販売商品を画像とともにピックアップした構成がGOODです。「海苔の日」に関するプレスリリースではありませんが、「海苔」に関連するイベントや商品の広報PR施策として参考になる事例です。

参考:佐賀の海苔漁師がモデルの映画「ら・かんぱねら」公開記念!「佐賀海苔POP UP」をSAGA MADOで開催!

「海苔の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月6日の「海苔の日」をきっかけに、流通関係の企業や、自社製品をうまくPRしている企業の事例を紹介しました。

記念日をきっかけとしたプレスリリースを配信することによってその日にまつわるサービスや製品だけでなく、企業のサービス全体を知ってもらうよい機会にもなります。

いま一度、「海苔の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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