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介護の日(11月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日介護の日(11月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月11日は「介護の日」。今回は「介護の日」の意味や由来を解説します。

また、「介護の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に福祉・介護業界の方や介護施設などを運営する企業、介護や介護資格取得に関連する製品やサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「介護の日」の意味・由来とは?

11月11日は「介護の日」です。2005年(平成17年)にがんばらない介護生活を考える会によって制定

当初、会が発足した9月25日を記念日としていましたが、2008年(平成20年)に厚生労働省が11月11日を「介護の日」としたことで、同会も日付を変更しました。日付は意見募集(パブリックコメント)で最も支持が多かったことと、「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」の「11月(いい日)、11日(いい日)」にかけた語呂合わせから。国民全体が介護について考えることを目的としており、各地でさまざまな活動が行われています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「介護の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「介護の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「介護の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「介護の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「介護の日」を元に発信をする流れ

「介護の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「介護の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「介護の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「介護の日」を広報PRに活かした事例

「介護の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「介護の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「介護の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例2.「介護の日」川柳コンテストの受賞作品をプレスリリースで発表

高齢者の住まいを運営する老人ホームや介護施設を展開するグッドタイムリビング株式会社は、2024年11月11日の「介護の日」に向けて第2回「介護の日」川柳コンテストを実施。3,006の応募作品の中から、優秀賞3句を決定したことをプレスリリースで配信しました。

胸が熱くなるような介護体験や笑ってしまうおもしろエピソードなど「介護」をテーマにした川柳を募集した今回の同コンテスト。プレスリリースでは、受賞作品を画像で紹介するほか、コンテストの趣旨や選考の流れをわかりやすく説明しています。

参考:第3回「介護の日」川柳コンテスト開催中 7月度は3,006句の応募作品の中から「優秀賞」3句を決定!胸がじーんと熱くなったり、くすっと笑えたり・・・介護にまつわる川柳を大募集!

事例3.特設Webサイトを「介護の日」に合わせて公開

求人・転職サービス「レバウェル介護」を運営するレバレジーズメディカルケア株式会社は、11月11日の「介護の日」にちなんで、同月1日から特設Webサイトを公開しました。プロジェクトの企画背景や詳細についてプレスリリースで紹介しています。

さらに、介護従事者を対象にしたアンケート調査結果も紹介。介護職のやりがいやエピソードをピックアップし、自社調査レポートとして発信しました。「介護の日」と親和性の高い自社事業を組み合わせ、プレスリリース配信によって認知拡大効果を高めた好事例です。

参考:“介護職の仕事理解促進”と“介護従事者への感謝”のため、『11/11 介護の日 特設WEBサイト』を公開

事例3.福祉用品のオンライン買い物代行サービスを開始

医療介護や教育などのビジネスを展開する株式会社サワライズは、福祉用具のレンタル店「介福本舗」にてオンライン買い物代行サービス「介護ショッピング」の運用開始をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースには、「重いものがなかなか運べない」「免許の返納により買い物が大変になった」という利用者の声をきっかけにサービスが生まれた背景を記載。介護ショッピングの手順についても端的に記しているのもGOODです。記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、介護に関する新サービスの導入についてわかりやすい好事例です。

参考:【オンライン買い物代行】福祉用具レンタル事業を行う介福本舗が介護サービス利用者のLTV向上のため「介福ショッピング」を運用開始

「介護の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月11日の「介護の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「介護の日」には、介護に注目が集まります。高齢化社会となった日本で介護は避けて通れないものです。自社が取り組んでいる介護に関連することや、製品、サービスがあれば積極的に発信するとよいでしょう。

今一度「介護の日」をきっかけに自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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