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おでんの日(2月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日おでんの日(2月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

2月22日は「おでんの日」。今回は「おでんの日」の意味や由来を解説します。

また、「おでんの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、観光に携わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「おでんの日」の意味・由来とは?

2月22日は「おでんの日」です。おでんを新潟の名物にしようと活動する「越乃おでん会」により、2007年に制定されました。日付は、熱々のおでんを「ふー(2)ふー(2)ふー(2)」と息を吹きかけて食べる様子の語呂合わせに由来しています。

「越乃おでん会」によると、新潟のおでんは各家庭で食べられることが多く、〆におでんをごはんにかけてお茶漬けにするスタイルが特徴です。

「おでんの日」に特定のイベントなどが開催されているわけではありませんが、各地でそれぞれの食べ方で根付いている「おでん」にスポットライトが当たるきっかけにもなる記念日です。

「おでんの日」は一般社団法人・日本記念日協会によって登録・認定されています。

「おでんの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「おでんの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「おでんの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「おでんの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「おでんの日」を元に発信をする流れ

「おでんの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「おでんの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「おでんの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「おでんの日」を広報PRに活かした事例

「おでんの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「おでんの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

記念日に関した事例ではないものも、今後「おでんの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.おでんを食べるシーンと調理の火加減についての調査を実施

食品の製造・販売を行う株式会社紀文食品は、おでんを食べるシーンと調理する際の火加減について500人にアンケートを実施。2月22日の「おでんの日」の前日に、結果を調査リリースで配信しました。

おでんを一緒に食べたいのは、「同居の家族」が1位で約6割ということが判明。調理の火加減は「弱火」「中火」がほぼ同じ割合となりました。これらの結果をアンケートの項目ごとに、グラフを用いてわかりやすく伝えているのがGOODです。おいしいおでん作りのコツとレシピがわかる自社サイトのリンクをそれぞれ掲載し、企業の取り組みを紹介しているのも参考になります。

参考:おでんを一番一緒に食べたいのは「家族」が6割も、2割は「一人で」。調理の際の火加減は「弱火」と「中火」がほぼ同等。紀文の最新アンケート結果を発表

事例2.「おでんの日」に屋上テラスをおでんの飲食スペースとして解放

株式会社ウラタ傘下のホテル「THE KANZASHI TOKYO ASAKUSA」は、2023年2月22日の「おでんの日」に限定企画を実施しました。宿泊客限定のみ利用可能な屋上ルーフトップテラスを、おでんの飲食スペースとして一般開放。テラスからはスカイツリーや浅草寺を眺めることができます。

プレスリリースでは、提供するおでん5種盛りをスカイツリーを背景に撮影したものやスカイツリーの形をしたおでんの写真を掲載し、読み手の興味につなげたのがGOOD。記念日をうまく活用した企画をプレスリリースで配信することで、既存顧客だけでなく潜在顧客へのアプローチにも効果が期待できる事例です。

参考:スカイツリーや浅草寺、浅草夜景を眺めながら、おでんで乾杯!

事例3.創作おでんとお燗を楽しむイベントを開催

株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントは、2024年2月10日から12日に屋内型ドーム球場風の野球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」で初開催の「おでんとお燗」についてプレスリリースを配信。出店するフードトラックについて紹介しました。

燻製の匂いが香る京風おでんや牛肉専門店による牛すじおでん、韓国風おでんなどさまざまな種類のおでんが楽しめるのが魅力のイベントです。プレスリリースでは、出店するフードトラックを画像とともに特徴を紹介しているのがGOOD。記念日にちなんだ発信ではいないものの、道内から創作おでんが集結するイベント情報がわかりやすくまとめられたプレスリリースの構成が参考になる事例です。

参考:道内から創作おでんが集結! 2/10(土)~12(月・祝)「おでんとお燗」出店店舗、限定グッズ情報

「おでんの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「おでんの日」は、おでんに注目が集まるきっかけとなる日です。

食品・飲食に携わる企業の方はもちろん、地元特有のおでんの魅力を伝えたいという方にとっては特に、「おでんの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「おでんの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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