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一汁三菜の日(毎月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日一汁三菜の日(毎月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月13日は「一汁三菜の日」。今回は「一汁三菜の日」の意味や由来を解説します。

また、「一汁三菜の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、メニューの開発に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「一汁三菜の日」の意味・由来とは?

毎月13日は「一汁三菜の日」です。フジッコ株式会社・ニコニコのり株式会社・キング醸造株式会社・株式会社ぱくぱく・株式会社ますやみそ・マルトモ株式会社の6社が構成する「一汁三菜 ぷらす・みらいご飯」によって制定されました。

日付は、「一汁三菜」と「13」の読み方が似ていることが由来。さまざまな料理を組み合わせ、バランスのよい和食スタイルを次世代につなげていく目的を掲げています。

一汁三菜とは、主食のご飯と汁もの、主菜・副菜2つを一食分とする日本の本膳料理の形式です。一汁三菜にこだわったメニュー企画を発信したり、和食を提供する店舗のプレスリリースを紹介したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「一汁三菜の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「一汁三菜の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「一汁三菜の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「一汁三菜の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「一汁三菜の日」を元に発信をする流れ

「一汁三菜の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「一汁三菜の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「一汁三菜の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「一汁三菜の日」を広報PRに活かした事例

「一汁三菜の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「一汁三菜の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例とポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「一汁三菜の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.節約しながら一汁三菜を味わうレシピ本を発売

株式会社ワン・パブリッシングは、新書『Natsuの1週間節約献立』の発売についてプレスリリースを配信しました。一汁三菜献立を、一週間2,000円のコストで味わえる節約献立のレシピ本です。

「人気インスタグラマー」「4週間分献立」などのキーワードを用いた印象的なタイトルがGOODポイント。プレスリリースでは本書の掲載画像をピックアップし、収録内容やメニュー例がわかりやすくなっています。「一汁三菜の日」の事例ではありませんが、書籍の販売情報を発信することで認知拡大・販売促進効果に寄与した広報PR施策です。

参考:【3月28日発売】人気インスタグラマーの話題の節約献立をたっぷり紹介! 食材が使い切れる4週間分献立+役立つレシピ65品

事例2.一汁三菜のランチやパフェを2部制で提供するカフェ

株式会社そらは、カフェ「THE NEW NORMAL」のオープン情報をプレスリリースで発表しました。「一汁三食定食」と「パフェ」の2部制で展開し、健康的な昼食やフルーツをふんだんに使用したパフェなどを提供。

プレスリリースには新しくオープンする店舗であることから、店内の雰囲気がわかる写真を掲載しています。記念日に関する発信ではありませんが、各メニューのこだわりを記載しながら、食欲を刺激するビジュアルとともにピックアップした魅力的な参考事例です。

参考:恵比寿 カフェ【カロリーオフなヘルシーパフェ】と【毎日食べたくなる健康を感じるお昼ごはん】の2部制で『THE NEW NORMAL』がオープン!!

事例3.カジュアルな一汁六菜を楽しむ店舗がグランドオープン

新感覚の飲食店をプロデュースする大和企業株式会社は、「おぼん食堂 16 CASA」のグランドオープンに先駆けてプレスリリースを配信しました。一汁三菜に三菜を加えた「一汁六菜」をコンセプトに、カジュアルな定食を提供する飲食店です。

「一汁三菜の日」に関する事例ではありませんが、ユニークなコンセプトとその意味・目的などをプレスリリースで紹介し、自社ならではの独自性・新規性を発信しています。定食や小鉢を並べた写真を掲載することで、来店数増加も期待できる好事例といえるでしょう。

参考:阪急西宮ガーデンズ に、“ 一汁六菜 ”をカジュアルな定食でお楽しみいただける「おぼん食堂 16 CASA」が、2024年3月28日(木)グランドオープン。

「一汁三菜の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

毎月13日の「一汁三菜の日」は、日本特有の和食文化である一汁三菜を想起させるきっかけになる日です。和食を取り扱う企業・店舗の方はもちろん、一汁三菜をテーマにしたメニュー開発に携わっている方にとっても、「一汁三菜の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「一汁三菜の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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