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口腔がん検診の日(11月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日口腔がん検診の日(11月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月15日は「口腔がん検診の日」。今回は「口腔がん検診の日」の意味や由来を解説します。

また、「口腔がん検診の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にヘルスケア業界の方や、がん検診にまつわる商材を扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「口腔がん検診の日」の意味・由来とは?

11月15日は「口腔がん検診の日」です。世田谷区と共同で、成人歯科検診や休日歯科診療などを手掛ける公益社団法人・東京都玉川歯科医師会によって制定されました。

日付は、2008年11月15日に開催された第21回・日本歯科医学総会のシンポジウムにて、口腔がん撲滅運動のシンボル「レッド&ホワイトリボン」が発表された出来事にちなんでいます。

定期的な口腔がん検診を促し、早期発見につなげることで、国民のQOLを維持するのが目的。毎年「口腔がん検診の日」には、同会を筆頭に、検診の啓発活動が行われています。

口腔がんをはじめとするがん検診の重要性を発信したり、歯科検診に関する情報をニュースリリースで公開したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「口腔がん検診の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「口腔がん検診の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「口腔がん検診の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「口腔がん検診の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「口腔がん検診の日」を元に発信をする流れ

「口腔がん検診の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「口腔がん検診の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「口腔がん検診の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「口腔がん検診の日」を広報PRに活かした事例

「口腔がん検診の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「口腔がん検診の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「口腔がん検診の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.がん征圧月間に合わせて検査サービスのキャンペーンを展開

バイオベンチャーの株式会社サリバテックは、だ液がんリスク検査サービス「サリバチェッカー®」のキャンペーン情報をプレスリリースで発表しました。9月に定められている「がん征圧月間」に合わせて、利用促進を目的に展開した企画です。

「口腔がん検診の日」の事例ではありませんが、親和性の高い「〇〇月間」と自社製品をうまく組み合わせ、広報PR施策に活かしたのがGOOD。代表・開発者のコメントを掲載し、信頼性を高めたプレスリリース内容が魅力的です。

参考:【だ液がんリスク検査】忙しい毎日だからこそ、小さなリスクを見逃さない。

事例2.がんの早期発見・予防に関する医学書の刊行を発表

株式会社シーエムシー出版は、『早期発見・予防に向けた次世代がん検査技術の最前線《普及版》』の刊行をプレスリリースで発表しました。肺がん・膵がん・口腔がんといったがんの早期発見に関する情報が5編にわたって収録された医学書です。

「口腔がん検診の日」にちなんだ事例ではありませんが、発売の前日にプレスリリースを配信することで注目度を高め、認知拡大・販売促進効果への寄与が期待できます。発売日や書籍名のほか、表紙がひと目でわかるよう配慮されたビジュアルもGOODです。

参考:がんの早期発見・予防に向けた非侵襲検査技術!バイオマーカー解析と診断デバイス・ビジネス事例で学ぶ検査の基礎と応用をまとめた1冊が普及版となって明日発売!

事例3.口腔がんの立体モデル開発をプレスリリースで紹介

国立大学法人新潟大学は、歯学部教授と相澤有香大学院生らの研究グループについてプレスリリースを配信しました。生体内に発生する口腔がん組織を、4種類の細胞を共培養し立体的にモデル化。

専門的なプレスリリースではあるものの、「本研究成果のポイント」「研究の背景」など、読み手にとって重要な情報を丁寧にまとめています。記念日にちなんだ事例ではありませんが、企業・団体での研究状況や実績を知ってもらう広報PR施策の参考にもなるのではないでしょうか。

参考:4種細胞の共培養による口腔がん3次元モデルを開発

「口腔がん検診の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月15日の「口腔がん検診の日」は、がん検診やリスク診断を早期させるきっかけになる日です。口腔がんにまつわる啓発活動を行っている方や、がん検診に関するサービス開発を担う企業の方にとっては特に、「口腔がん検診の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「口腔がん検診の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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