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梨の日(7月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日梨の日(7月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

7月4日は「梨の日」。今回は「梨の日」の意味や由来を解説します。

また、「梨の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に農業の方や飲食業界の方、そのほか梨に関する商品やサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「梨の日」の意味・由来とは?

水分たっぷりでさっぱりした甘さが魅力の梨。シーズンには毎日のように食べる方もいるのではないでしょうか。

梨の日は、二十世紀梨の名産地として知られる鳥取県東郷町(現在は 湯梨浜町)の「東郷町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会」が2004年に制定しました。由来は見ての通り、「7(な)4(し)」の語呂合わせですね。

また、梨の妖精として有名なゆるキャラである「ふなっしー」の誕生日も7月4日だそうです。

「梨の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「梨の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「梨の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「梨の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「梨の日」を元に発信をする流れ

「梨の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「梨の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「梨の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「梨の日」を広報PRに活かした事例

「梨の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「梨の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。今後の広報PRのヒントになるよう、梨に関連するプレスリリースをご紹介いたします。。

事例1.和梨×レモンマートルのソフトクリームを夏季限定販売

株式会社CHAVATY R&Cが運営する日本発のティーブランド「CHAVATY(チャバティ)」は、夏季限定のソフトクリームを6月1日より販売開始。「和梨レモンマートルソフトクリーム」についての詳細をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースのメイン画像には、和梨とレモンマートルを背景にしたソフトクリームのイメージカットが掲載。さわやかな色合いで清涼感のある画像は夏にぴったりです。また、味わいが想像できるような商品説明も魅力的。柑橘系の香りが特徴のハーブレモンマートルの特徴を記すことで、お茶やハーブの発信ブランドであるCHAVATYオリジナル感が伝わります。記念日にちなんだ事例ではないものの、梨を使った商品画像やプレスリリースの構成は参考にしたい事例です。

参考:CHAVATYより“和梨×レモンハーブ”の瑞々しさ香る『和梨レモンマートルソフトクリーム』6月1日(木) 販売開始

事例2.「ストロングゼロ」シリーズの梨味を期間限定発売

アルコールや清涼飲料水の製造・販売を行うサントリー株式会社から新商品「-196°Cストロングゼロ〈梨ダブル〉」が期間限定で発売することをプレスリリースで発表しました。

食事に合う缶酎ハイとして支持される「-196°Cストロングゼロ」から、すっきりとした味わいで人気の梨フレーバーが限定販売されます。自社の独自製法で梨浸漬酒に梨果汁を加えていることをプレスリリースに記載。このほか、商品のイメージが伝わるように、梨、氷、うちわのイラストで初夏の涼やかさをパッケージに表現したことを伝えています。人気シリーズから期間限定の新商品が登場したという限定性と話題性に富んだ参考事例です。

参考:「-196℃ ストロングゼロ〈梨ダブル〉」期間限定新発売

事例3.和梨「幸水」を使ったソフトクリームを2年ぶりに発売

ソフトクリームメーカーの日世株式会社は、和梨「幸水」を使ったソフトクリームの発売をプレスリリースで告知しました。「JP 千葉和梨ソフトミックス」は、国産フルーツを使用したジャパンプレミアムシリーズのソフトクリームで、期間限定の商品です。

「JP 千葉和梨ソフトミックス」が3回目の発売であることの背景や考えを記したうえで、商品の特徴を説明しています。また、なぜ千葉県産和梨を選んだのかの理由も記載。和梨の繊維質を残しつつ、香りや甘さが消えないように仕上げたというこだわりポイントを伝えています。「梨の日」に関するプレスリリースではないものの、梨にちなんだ広報PR活動をする際に参考になる好事例です。

参考:和梨がもつみずみずしさをソフトクリームに。JP千葉和梨ソフトクリームミックス、4月6日発売

「梨の日」にちなんだ広報PRの取り組みをしてみよう

「梨の日」の意味や由来、「梨の日」をフックとした取り組み事例などをご紹介しました。

梨の日である7月4日は、ちょうど梨のシーズンということもあり、各地の梨農園や関連する施設ではキャンペーンやイベントなどが開催されているようです。

そのまま食べても洋菓子など使用しても美味しくいただける梨ですが、実はフランス料理などではお肉とのマリアージュを楽しむメニューもあります。梨を活用したシーズンメニューを開発して、時節性を用いた広報活動につなげることも可能ですね。

ぜひ一度、「梨の日」を活用した広報PRを検討してみてください。

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