
炭酸水の日
4月7日は「歯垢なしの日」。今回は「歯垢なしの日」の意味や由来を解説します。
また、「歯垢なしの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に歯科業界の方や、オーラルケア商品の開発・販売を手掛ける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
4月7日は「歯垢なしの日」です。電子イオン歯ブラシをはじめ、オーラルケア製品を製造・販売するアイオニック株式会社によって制定されました。
日付は「歯(4)垢、な(7)し」と読む語呂合わせが由来。同社の看板商品である電子イオン歯ブラシ「KISS YOU(キスユー)」の認知度を高め、歯垢をなくして笑顔で過ごしてもらうことが、記念日制定の目的です。
同社はこれまで、「歯垢なしの日」に合わせたキャンペーンなどを開催してきました。歯垢を減らすことは虫歯予防にもつながるため、日頃のオーラルケアの重要性を発信したり、新商品の開発・販売情報を紹介したりといった広報PR活動にも有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「歯垢なしの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「歯垢なしの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「歯垢なしの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「歯垢なしの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「歯垢なしの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「歯垢なしの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「歯垢なしの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「歯垢なしの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「歯垢なしの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。
株式会社日本機能性コスメ研究所は、新商品の提供を販売応援サービス「Makuake」にてスタートしました。磨き残しを可視化し、実際に汚れている部分を見ながら歯磨きができる2way歯磨き粉「ミエルカチェックハミガキ」の発売情報です。
歯磨き粉1つで汚れチェック・歯磨きが可能で、子どもはもちろん大人も活用できる利便性・汎用性を強みとしています。先行販売では、新商品のほか「ナノ毛歯ブラシ」が付属する特別セットも展開。販売サイトでの取扱開始をプレスリリースで発信することで、潜在層への認知拡大につなげた広報PR事例です。
参考:磨き残しを見える化!「Makuake」に汚れを見ながら歯磨きができる、新時代の2way歯磨き粉「ミエルカチェックハミガキ」新登場
世界各国から生活雑貨や家電を輸入し、販売する株式会社アントレックスは、口腔洗浄器「スキ間シャワー」の取り扱いを開始しました。歯間に詰まった食べカスを、ブラシと水の力で除去するウォーターフロスです。
プレスリリースでは、実際に使用している様子を画像・動画のビジュアルで紹介しているのがGOODポイント。普段使いだけでなく、病院・介護施設や避難所といった利用シーンを具体的に挙げ、汎用性を訴求した内容も参考になる事例です。
参考:2023年、「歯」生活が変わる!詰まった食べカスをスッキリ落とせる口腔洗浄器「スキ間シャワー」3月1日発売ブラシと水流のダブルパワーで電源を必要としないスクイズ式ウォーターフロスです。
4月7日の「歯垢なしの日」は、虫歯対策や歯ブラシ・歯磨き粉の見直しを想起させるきっかけになる日です。オーラルケア商品の製造に携わっている方や、虫歯・歯垢などの関連商品を開発・提供する企業の方にとっては特に、「歯垢なしの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「歯垢なしの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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