ワッフルの日
2月8日は「郵便マークの日」。今回は、「郵便マークの日」の意味や由来を解説します。
また、「郵便マークの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に郵便関連や印刷関連の仕事をされている方や、イベントの企画・運営をしている企業の方などは、ぜひ参考にしてみてください。
「郵便マークの日」の意味・由来とは?
2月8日は「郵便マークの日」です。1887年のこの日、当時郵政を担当していた逓信省が郵便記号を定め、発表したことから制定されました。
始めは逓信省のマークから「丁」に決定したそうですが、郵便料金不足の記号「T」と紛らわしいこともあり、「逓信省」の頭文字「テ」を図案化して「〒」が生まれたそうです。
※マークの誕生には諸説あります
なお、郵便記号(〒)は日本国独自のものであり、日本国外では郵便記号として利用することはできません。
「郵便マークの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「郵便マークの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「郵便マークの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「郵便マークの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「郵便マークの日」を元に発信をする流れ
「郵便マークの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「郵便マークの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「郵便マークの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「郵便マークの日」を広報PRに活かしたい参考事例
「郵便マークの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「郵便マークの日」に関連するイベントや、キャンペーンなどを検討する際の参考になりそうな広報PRの事例を紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「郵便マークの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.レトロな郵便ポストを高校生が桜色に装飾
千葉県佐倉市と京成電鉄株式会社の連携イベント「桜に染まるまち、佐倉」キャンペーンに合わせて、佐倉郵便局の協力のもと、地元の佐倉東高校美術部の生徒たちが、丸型ポスト1基に「桜」をイメージした装飾を施しました。
ポスト全体を桜色にするとともに、幸せの象徴といわれている黒猫を入れて、道を通る人が笑顔になってもらえるような華やかなデザインに装飾。普段何気なく目にしている郵便ポストに光が当たるような企画です。
また、イベント会場のひとつであり、桜の名所である佐倉城址公園近くに設置されているため、イベントに彩りを加える要素にもつながっているところがGOODポイントです。
参考:【千葉県佐倉市】高校生がレトロな丸形ポストを桜色に装飾!桜色のポスト、千葉県佐倉市で公開|佐倉市のプレスリリース
事例2.子ども向けに郵便局の職業体験イベントを開催
日本郵便株式会社は、子ども向けの郵便局職業体験イベント「みんなの郵便局」を全国6ヵ所で開催することをプレスリリースで発表。イベントは「郵便局のお仕事ごっこ体験」を楽しんでもらえる内容で、2021年に郵政創業150年を記念し開催以降、2022年までに全国21ヵ所で実施され、約1万4,000人が参加しています。
プレスリリースには、参加人数や受賞歴、イメージ画像などを掲載しイベント情報を紹介しています。読み手に伝わりやすいように、開催概要や日程を表で案内しているのがGOOD。「郵便マークの日」に関する事例ではありませんが、まとまりのある構成が参考になるプレスリリースです。
参考:お子さま向け郵便局の職業体験イベント「みんなの郵便局」の開催
「郵便マークの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「郵便マークの日」の意味や理由、広報PRの参考になる事例を紹介しました。
「郵便マークの日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、郵便マークの日に関連した調査リリースを出したりするのも一案です。また、ポストやはがきなどとともに郵便関連での広報PR案を考えるのもよいでしょう。
今一度、「郵便マークの日」をきっかけに自社製品やサービスの広報PRを検討してみてはいかがでしょうか。
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