
しらすの日
3月21日は「プリの日」。今回は「プリの日」の意味や由来を解説します。
また、「プリの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に若者向けの撮影・写真サービスの開発や提供を手掛ける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
3月21日は「プリの日」です。プリントシール機(プリ)の企画から製造、販売まで幅広く手掛ける、フリュー株式会社によって2017年に制定されました。
日付は、プリントシール機で撮影する際に「3、2、1」とガイド音声がカウントダウンの掛け声をかけることから、3月21日としたのが由来。プリントシール機の楽しさを、より多くの人々に知ってもらうのが目的です。
同社は過去に、記念日制定にちなんだファン感謝祭や「プリの日」に合わせたイベント・キャンペーン企画を実施してきました。
近年ではアニメ業界とコラボレーションしたサービスなどを展開する企業も見られるため、類似製品の認知拡大や販売促進につながる広報PR施策に有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「プリの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「プリの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「プリの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「プリの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「プリの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「プリの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「プリの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「プリの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「プリの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。
セガグループの株式会社セガ フェイブは、HYBE LABELS JAPAN所属のグローバルグループ「&TEAM」との期間限定イベント第2弾の開催をスタートし、プレスリリースで発表しました。新規撮りおろしのフレームやシールデザイン、楽曲などを紹介しています。
「プリの日」にちなんだ事例ではありませんが、自社ならではの独自性と、期間限定の希少性を伝えたプレスリリースの内容が魅力的です。画像も豊富に掲載し、グループのファン層を中心に認知拡大・利用促進効果の向上が期待できます。
参考:本日より、プリクラ『GIMMI』『totolu』の2機種で「&TEAM」イベント開催!
セルフフォトスタジオ「The Film」を運営する株式会社E-MATEは、K-POPイベント「UTO FEST in Yokohama」に特設フォトブースを出店することをプレスリリースで発表しました。「エレベータープリ」として人気を高めるコンテンツを活用した独自性の高い企画が特徴的です。
記念日に関する事例ではありませんが、プレスリリースで情報を発信することでメディア関係者・生活者双方への認知拡大効果に寄与しています。フォトスタジオの撮影風景が想起できるよう、イメージ写真を掲載したのもGOODです。
参考:エレベータープリの『The Film』が、1/18(土)・19(日)開催のK-POP日本最大級イベント「UTO FEST in Yokohama」に出店!
フリュー株式会社は、愛知県立愛知商業高等学校の卒業式に自社プリントシール機を設置し、プレスリリースでレポートを紹介しました。実際に撮影されたプリクラや、プリ機能を楽しむ卒業生の様子を写真とともにまとめています。
「プリの日」に合わせた事例ではありませんが、学校に機器を提供するというユニークな取り組みを発信することで、メディア関係者を中心に関心を引いたのがGOOD。独自性の高い活動を積極的に発信し、より効果的な認知拡大・利用促進につなげた有用な広報PR施策といえるでしょう。
参考:【イベント事後レポート】生徒の情熱が形に!愛知県「愛知商業高等学校」の卒業式にフリューのプリ機を設置!約100年の歴史を持つ制服が変わる節目に
3月21日の「プリの日」は、プリントシール機(プリクラ機)に注目が集まりやすい日です。撮影機器やサービスの開発・提供を手掛ける企業の方や、若者向けの企画を検討中の方にとっては特に、「プリの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「プリの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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