PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
レコード針の日(3月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日レコード針の日(3月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月9日は「レコード針の日」。今回は「レコード針の日」の意味や由来を解説します。

また、「レコード針の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、ヒントになる関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に音楽業界の方や、レトロなオーディオ機器を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「レコード針の日」の意味・由来とは?

3月9日は「レコード針の日」です。認定団体や日付の由来は定かではありませんが、ヒップホップやジャズをはじめとする音楽業界では、日本の記念日のひとつとして広く知られています

レコードは古くから音楽を聴く機械として親しまれており、現代のCDとは違った音を表現できるのが特徴。レコードに刻まれた溝を針がなぞることで、録音された音を再現する仕組みです。

レコードから発せられる音は「生音」とも呼ばれ、その独特な音質を好む人は多く見られます。特に若者世代ではレコードを知る人も少なくなっていますが、音楽業界の方や、レコード・レコード針といった商品の開発・販売に携わる方であれば、「レコード針の日」にちなんだ広報PRを考案できるでしょう。

「レコード針の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「レコード針の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「レコード針の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「レコード針の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「レコード針の日」を元に発信をする流れ

「レコード針の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「レコード針の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「レコード針の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「レコード針の日」を広報PRに活かした事例

「レコード針の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「レコード針の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「レコード針の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「レコード針の日」にちなんで針供養の募集情報を公開

レコード針の生産量でトップシェアを誇る株式会社ナガオカトレーディングは、2024年3月9日の「レコード針の日」にちなんだプレスリリースを配信しました。折れてしまった鍼や消耗したレコード針などを募集し、供養するプロジェクトです。

プレスリリースでは、2023年に行われた供養の様子を写真で紹介したのがGOODポイント。レコードクリーナーセットが当たる抽選企画にも触れることで、レコード利用者を中心に興味・関心を高めています。

参考:株式会社ナガオカトレーディング 2024年3月「レコード針の日」「レコード針供養」を今年も開催!

事例2.レコードや昭和のオーディオについて収録した特別号を発刊

株式会社ヘリテージが発刊する雑誌『昭和40年男』から、特別号「アナログで再生(PLAY)する俺たちの音楽」のプレスリリースを発表しました。レコードとカセット、昭和のオーディオや音楽カルチャーなどを収録しています。

収録内容がわかる目次だけでなく、ページのイメージが掴めるよう複数の画像を掲載したプレスリリースがGOOD。「レコード針の日」の事例ではありませんが、古き良き音楽カルチャーを取り上げた書籍を知ってもらう広報PRの好事例です。

参考:レコード、カセットテープ、ラジカセ…にスポットを当てる「アナログで再生(PLAY)する俺たちの音楽」特集の『昭和 40年男』2024年 2月号 vol.83が 1/11発売。

事例3.レコードショップと古着ショップのコラボイベントを開催

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(蔦屋書店・蔦屋家電・T-SITE)は、「Diggin Deep」と題したイベントの開催情報を公表しました。レコードショップ5店と古着ショップ11店、キッチンカー1店によるコラボレーション企画です。

こちらも「レコード針の日」のプレスリリースではありませんが、コラボ企画や合同イベントの開催情報を周知する広報PR施策として参考になります。参加する店舗がわかるよう、全店舗のロゴを掲載した記事もGOODです。

参考:【代官山T-SITE】レコードと古着を”Digる”マーケットイベント「Diggin Deep」を3/2(土)、3(日)に初開催

「レコード針の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月9日の「レコード針の日」は、アナログな音楽機器を想起させるきっかけになる日です。レコードを取り扱っている企業の方や、デジタル機器に対応した現代のレコード関連製品を販売する企業の方にとっては特に、「レコード針の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「レコード針の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ