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たまごかけごはんの日(10月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日たまごかけごはんの日(10月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

10月30日は「たまごかけごはんの日」。今回は「たまごかけごはんの日」の意味や由来を解説します。

また、「たまごかけごはんの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、飲食業を展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「たまごかけごはんの日」の意味・由来とは?

10月30日は「たまごかけごはんの日」です。米食・鶏卵の普及を目指す日本たまごかけごはんシンポジウム実行委員会により制定されました。

日付は、2005年の10月30日に島根県雲南市で「第1回日本たまごかけごはんシンポジウム」が開催されたことにちなんでいます。同委員会は毎年10月30日ごろに「日本たまごかけごはんシンポジウム」を開催。

「日本の食の定番」であるたまごかけごはんの普及を通して、「日本古来の食の素晴らしさ」「家族」「ふるさと」などへ目をむけるきっかけとなってほしいという想いが込められています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「たまごかけごはんの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「たまごかけごはんの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「たまごかけごはんの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「たまごかけごはんの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「たまごかけごはんの日」を元に発信をする流れ

「たまごかけごはんの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「たまごかけごはんの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「たまごかけごはんの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「たまごかけごはんの日」を広報PRに活かした事例

「たまごかけごはんの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「たまごかけごはんの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「たまごかけごはんの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.たまごかけごはんを楽しめるキャンペーンを期間限定で開催

とんかつ専門店「かつや」などを展開するアークランドサービスホールディングス株式会社の子会社のフィルドテーブル株式会社は、「たまごかけごはん、あげる。キャンペーン」の開催をプレスリリースで配信しました。2023年4月5日から16日の12日の間、豚汁定食専門店「ごちとん」5店舗にて期間限定で実施されるキャンペーンです。

プレスリリースでは、キャンペーン名と合うたまごを割っている様子のイラストを添えたイメージが印象的なアイキャッチを設定。たまごかけご飯の組み合わせ例やキャンペーンの詳細については、項目にマッチする画像とともにわかりやすく紹介されています。

「たまごかけごはんの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、キャンペーンの内容がよくわかるシズル感のある画像のピックアップや実施店舗の詳細が伝わる好事例です。

参考:【ちょっと贅沢】豚汁定食専門店「ごちとん」たまごかけごはん、あげる。キャンペーン期間限定で開催!

事例2.こだわりの「播州地卵」を使った卵かけご飯が販売開始

株式会社野乃鳥が運営する京都の地鶏と酒とワイン「野乃鳥 人形町店」は、ほかほかのご飯に卵と醤油をかけて食べる「卵かけご飯」の販売開始をプレスリリースで配信。白身がしっかりしていて「指でつまめる」ほど濃厚な「播州地鶏」の卵を使っているのが特徴です。

プレスリリースでは、販売開始する産直播州地卵の卵かけご飯をアイキャッチに掲載し、目を引きます。卵かけご飯の魅力をアピールするために、卵の栄養素や「播州地卵」、「野乃鳥 人形町店」の卵かけご飯のメニューについてを順紹介。記念日にちなんだ事例ではありませんが、商品へ興味・関心が高まる構成がGOODです。

参考:「野乃鳥 人形町店」まろやかクリーミー「播州地卵」を使ったTKGの魅力を世界に向けて発信

事例3.卵が食卓に届くまでを写真で伝える食育しゃしん絵本が発売

株式会社白泉社は、しゃしん絵本作家のキッチンミノルさんによる『たいせつなたまご』を7月5日に発売することをプレスリリースで配信。たまごが食卓に届くまでを、写真で伝える食育絵本です。

プレスリリースでは、絵本の一部を紹介。また、キッチンミノルさんのコメントと絵本の読者の感想を掲載した構成がGOODです。「たまごかけごはんの日」のプレスリリースではありませんが、読み応えのある内容がまとめられた参考です。

参考:おなじみの「たまご」が食卓に届くまでがわかる食育しゃしん絵本 キッチンミノル『たいせつなたまご』7月5日(金)発売!(コドモエのえほん)

「たまごかけごはんの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「たまごかけごはんの日」は、たまごかけごはんに注目が集まるきっかけとなる日です。

卵やお米の生産・販売に携わる企業の方や、たまごかけごはんに関連する製品を販売する企業の方にとっては特に、「たまごかけごはんの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「たまごかけごはんの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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