SACの日（3月9日）｜意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月9日は「SACの日」。今回は「SACの日」の意味や由来を解説します。

また、「SACの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、ニンニクをメインとした商品開発・販売を手掛ける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「SACの日」の意味・由来とは？

3月9日は「SACの日」です。医療用医薬品の原薬や医薬部外品、健康食品などの製造販売を手掛ける、備前化成株式会社によって制定されました。

「SAC（サック）」とは、ニンニクに含まれる機能性成分のひとつ。「S-アリルシステイン」を略してSACと呼ばれています。

記念日の日付は「サッ（3）ク（9）」と読む語呂合わせが由来です。吸収率が高く、抗疲労をはじめとするさまざまな効果を持つ希少成分SACのメリットを発信し、社会的課題の改善に貢献することを目的としています。

SACが含まれるニンニクは、健康食品の原材料として広く知られています。自社が開発・販売する商品のプレスリリースに活かしたり、機能性成分について発信したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「SACの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「SACの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「SACの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「SACの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「SACの日」を元に発信をする流れ

「SACの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1．「SACの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2．コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3．自社サービスやプロダクトと「SACの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4．発信するコンテンツを作成する

STEP5．媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

【トレンド徹底活用術 vol.0】トレンドキーワードを活用したプレスリリース作成の基本のキ！

「SACの日」を広報PRに活かした事例

「SACの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「SACの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「SACの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1．SACを配合した30～40代女性向けサプリメントを販売

化粧品や健康食品、医薬品などを展開する新日本製薬株式会社は、30～40代の有職女性向けのサプリメントタイプの機能性表示食品「Tuneme（チューンミー）」の新発売をプレスリリースで配信。一時的な精神的・身体的な疲労感を軽減する「S-アリルシステイン」（SAC）を機能性関与成分として配合したサプリメントです。

どんな対象者に使ってもらいたい商品なのか、どんな効果があるのかがひと目でわかるプレスリリースのタイトル付けがGOOD。本文には商品に込めた想いを載せ、パーパスとして掲げる内容に寄り添ったうえで開発に取り組んだことを伝えています。「SACの日」に関する広報PRではありませんが、企業の想いがつまった新商品のプレスリリースとして参考になる事例です。

参考：デジタル疲労などの精神的疲労感と身体的な疲労感を軽減する成分配合の30代～40代の有職女性向けサプリメント～Tuneme（チューンミー） 2023年10月2日（月）新発売～