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安全カミソリの日(12月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日安全カミソリの日(12月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

12月2日は「安全カミソリの日」。今回は「安全カミソリの日」の意味や由来を解説します。

また、「安全カミソリの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、企業で取り入れている関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にケア用品の開発・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「安全カミソリの日」の意味・由来とは?

12月2日は「安全カミソリの日」。1901(明治34)年12月2日、アメリカ人のジレット氏が開発・発売した替刃式安全カミソリが、特許を取得した出来事にちなんだ記念日です

安全カミソリとは、両刃をハンドルに取り付けた形状で、刃止めの装備によってケガのリスクを低減しているのが特徴。現代では髭剃りをはじめとするケア用品の定番として知られていますが、当時は画期的な発明でした。

「安全カミソリの日」に特化したイベント・キャンペーンは見られないものの、生活用品のひとつとして馴染み深いアイテムでもあるため、自社商品の販売促進やプレスリリースといった広報PR活動に活かせるでしょう。

「安全カミソリの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「安全カミソリの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「安全カミソリの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「安全カミソリの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「安全カミソリの日」を元に発信をする流れ

「安全カミソリの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「安全カミソリの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「安全カミソリの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「安全カミソリの日」を広報PRに活かした事例

「安全カミソリの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「安全カミソリの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「安全カミソリの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.カミソリを除菌できる防水キャップを新発売

電気製品から洗剤まで幅広く製造・販売する株式会社フルークフォレストは、新商品のプレスリリースを配信しました。安全カミソリにキャップを取り付け、内部でカミソリの除菌ができる製品です。

プレスリリースでは商品写真を掲載し、製品の開発背景にも触れたのがGOODポイント。動く画像(GIF)で、水洗いが可能な防水仕様を訴求しています。「安全カミソリの日」のプレスリリースではありませんが、画像を豊富に使用して本商品ならではの魅力を伝えた好事例といえるでしょう。

参考:持ち歩けるキャップ形状の防水カミソリUV除菌器を新発売します。

事例2.Z世代向けの「やさしく剃れる」カミソリブランドが誕生

シック・ジャパン株式会社は、「Schick FIRST TOKYO」と名付けた新ブランドについてプレスリリースを配信。ヒゲが柔らかく量が少ない傾向にある10~20代前半をメインの対象とし、うぶ毛や柔らかいヒゲをやさしく剃れるよう開発された製品です。

「うぶ毛からヒゲまで、はじめてのシェービングに、やさしさを。」のコンセプトが特徴的で、カラーラインナップがわかる写真を掲載したのもGOOD。カミソリとしての機能性だけでなく、本体カラーやパッケージなど、若者世代向けの製品ならではのこだわりを伝えたプレスリリースが魅力的な事例です。

参考:「ヒゲを剃る」から「肌をいたわる」へ。Z世代に向けた新ブランド「Schick FIRST TOKYO」誕生! はじめてのシェービングにやさしさを。日本市場NO.1※1のSchickから

事例3.ハンドルに紙を使った「紙カミソリ®」を中国で販売開始

グローバル刃物メーカーの貝印株式会社は、ハンドルに紙を使用した「紙カミソリ®」が中国の国際デザイン賞を受賞したことをプレスリリースで発表。2023年4月22日の「アースデイ」に、中国の百貨店やショッピングセンターにて販売開始します。

持ち手を紙に置き換えることで、プラスチック使用料を98%削減したSDGs観点やデザイン性が人気のカミソリです。プレスリリースでは、3つの製品特徴を画像とともにわかりやすく紹介。製品の使用方法もイラストを用いながら丁寧に掲載されているのがGOODです。アイテムの魅力が伝わる構成が参考になります。

記念日にちなんだものではありませんが、環境への配慮やデザイン性をしっかりとアピールして認知拡大効果を発揮した好事例といえるでしょう。

参考:ハンドルに紙を使用し、プラスチック使用量を98%削減!中国の国際デザイン賞を受賞した貝印の「紙カミソリ®」、2023年4月22日(土)の「アースデイ」より、中国で発売!

「安全カミソリの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

12月2日の「安全カミソリの日」は、T字カミソリをはじめとするシェービング商品に注目が集まりやすい日です。ケア用品を扱う企業の方や、カミソリを販売する企業の方にとっては特に、「安全カミソリの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

また、関連商品として、シェービングクリームやバス用品などの広報PRに活かすのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「安全カミソリの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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