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酒酵母の日(6月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日酒酵母の日(6月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月30日は「酒酵母の日」。今回は「酒酵母の日」の意味や由来を解説します。

また、「酒酵母の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に酒造りを行う企業や日本酒を販売する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「酒酵母の日」の意味・由来とは?

6月30日は「酒酵母の日」です。酒造年度の最終日を由来に、岐阜県飛騨市古川町の老舗造り酒屋である有限会社渡辺酒造店が制定

おいしい酒造りに欠かすことのできない酒酵母に感謝し、来期もおいしいお酒が出来ることを清酒業界全体で願うことを目的としています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「酒酵母の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「酒酵母の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「酒酵母の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「酒酵母の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「酒酵母の日」を元に発信をする流れ

「酒酵母の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「酒酵母の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「酒酵母の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「酒酵母の日」を広報PRに活かした事例

「酒酵母の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「酒酵母の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。いずれも記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、今後「酒酵母の日」を活用した広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるでしょう。

事例1.「酒酵母の日」にちなんで世界に向けたコラボ商品を発売

クリエイティブ事業や印刷事業を手掛ける株式会社高速オフセットは、2024年6月30日の「酒酵母の日」にちなんだプレスリリースを配信しました。海外展開に挑戦する企業をサポートする自社が、奈良の日本酒を取り扱う有限会社もも太朗とともに「NARASAKE 180ml缶」を発売。

プレスリリースでは自社のサポート事業について触れたうえで、コラボ商品の詳細を紹介しています。3つのポイントをピックアップして魅力を訴求したほか、SDGsの視点から強みをアピールしたのもGOODです。

参考:【奈良酒を世界へ】6月30日は酒酵母の日。NARASAKE180mlミニ缶を海外販売用に企画

事例2.1,500本限定の泡盛をプレスリリースで紹介

沖縄県で酒蔵を営む忠孝酒造株式会社は、「2024 夏季限定泡盛 涼華」のプレスリリースを配信しました。夏のギフトにおすすめの泡盛として、1,500本の数量限定で発売される商品です。

プレスリリースでは「炭酸割に合う泡盛」をテーマに作られたお酒であることや、2024年のブレンドについても詳しく紹介しています。「酒酵母の日」の広報PRではありませんが、パッケージがわかる商品写真や店舗写真など、ビジュアルも参考になるプレスリリース事例です。

参考:『2024 夏季限定泡盛 涼華』を数量限定で解禁。 忠孝酒造から沖縄の〝夏〟をお届け!ギフトにもオススメ

事例3.宿泊施設利用者を対象に日本酒飲み比べセットを提供

神奈川県箱根で旅館・飲食店を運営する株式会社金乃竹は、「あじさい花酵母の日本酒」の飲み比べセットを発売しました。2つの運営施設の宿泊客を対象に、2024年6月限定で提供するセット商品です。

こちらも「酒酵母の日」の事例ではありませんが、6月の季節性を感じさせる写真を掲載し、2種類の日本酒をひとつずつ紹介した構成がGOOD。提供開始日に先駆けてプレスリリースを配信することで、メディア関係者だけでなく旅行客をはじめとする生活者へも情報を届けることができます。

参考:紫陽花が名所の箱根で「あじさい花酵母」の日本酒飲み比べセットを6月1日(土)から提供@箱根の旅館グループ

「酒酵母の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「酒酵母の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

日本酒づくりには欠かすことのできない「酒酵母」。日本酒を販売する企業や酒造に携わる企業はもちろん、日本酒に合った料理を提供する企業などは、6月30日の「酒酵母の日」を活かした広報PR活動を実施してはいかがでしょうか。記念日をうまく絡めてプレスリリースを配信したり、「#酒酵母の日」を使ってSNSで情報発信したりして、より多くの人に自社の商品やサービス、取り組みを周知しましょう。

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