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さくらの日(3月27日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日さくらの日(3月27日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月27日は「さくらの日」。今回は「さくらの日」の意味や由来を解説します。

また、「さくらの日」にちなんだ広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に旅行・観光業界の方や地方自治体、イベント運営をしている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「さくらの日」の意味・由来とは?

3月27日は「さくらの日」です。1992年(平成4年)に公益財団法人・日本さくらの会によって制定されました。

日本の代表的な花である桜への関心を高めることと、花と緑の豊かな国土を作ろうというのが目的。日付は、「3×9(咲く)=27」の語呂合わせと七十二候の中の「桜始開」の時期であることから決定しました。

日本全国で桜が咲くこの記念日周辺には、全国各地で桜まつりなどのイベントが開催されています。

「さくらの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「さくらの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「さくらの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「さくらの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「さくらの日」を元に発信をする流れ

「さくらの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「さくらの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「さくらの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「さくらの日」を広報PRに活かした事例

「さくらの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「さくらの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「さくらの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.松坂屋上野店でさくらスイーツが集結した「さくらまつり」を開催

株式会社大丸松坂屋百貨店は、松坂屋上野店にて2024年3月13日から4月9日まで開催する「さくらまつり」についてプレスリリースを配信。さくら餅やさくらを使った焼き菓子などのさくらにちなんだスイーツのほか、お酒とともに楽しめるお花見弁当を販売します。

プレスリリースでは販売するスイーツとお酒をピックアップ。販売フロアや店舗名、価格とともに商品の魅力が伝わるテキストと写真を掲載した構成がわかりやすくGOOD。記念日に絡めたものではありませんが、さくらにちなんだグルメイベントの事例として参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:東京の桜開花は平年よりも早い予想!見て、食べて春を感じる♪“さくら”グルメが大集合「さくらまつり」

事例2.隅田川橋梁から桜を観賞できる臨時列車「サクラトレイン」が登場

東武鉄道株式会社は、隅田川沿いに咲く満開の桜を隅田川橋梁から観賞できるように、スカイツリートレインによる臨時列車「サクラトレイン」を運転することをプレスリリースで配信。桜満開の下町風景を楽しめる浅草駅~とうきょう スカイツリー駅間を走ります。

プレスリリースには、隅田川橋梁を渡る列車から満開の桜が眺められることが伝わるイメージ画像を掲載。運転日や時刻など、読み手が気になる情報もしっかりと記しています。「さくらの日」にちなんだ広報PRではありませんが、さくらのシーズンならではの季節性と限定性をフックにした参考事例です。

参考:隅田川橋梁「サクラトレイン」を運転します!

事例3.満開の桜をイメージした季節限定の「さくらクレープ」を販売

株式会社マッシュホールディングスの子会社である株式会社マッシュライフラボが運営するカフェ「gelato pique cafe(ジェラート ピケ カフェ)」から、季節限定の「さくらクレープ」が登場。クレープと販売についての詳細をプレスリリースで配信しました。満開の桜をイメージし、ベリーのクリームや桜餡ホイップ、ロイヤルミルクジェラートなどが入ったクレープです。

さくらにちなんだ季節限定のクレープであることがひと目でわかるプレスリリースのタイトルがGOOD。ピンクの背景に商品と桜の木を映り込ませたビジュアルも春らしさが伝わり目を引きます。記念日に絡めた事例ではないものの、商品を訴求するだけでなく、販売期間と店舗の詳細を一覧で掲載した点も参考になるポイントです。

参考:クレープに満開の桜を映した“ピケカフェ”のシーズナル「さくらクレープ」が登場

「さくらの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「さくらの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

この時期は全国的に桜に関連するニュースも多く、イベントやキャンペーンを実施するのには最適なタイミングといえます。自社が提供している製品やサービスに桜に関連したものがある場合は、積極的に発信するとよいでしょう。

今一度、「さくらの日」をきっかけに自社製品やサービスの広報PRを検討してみてはいかがでしょうか。

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