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塩の日(1月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日塩の日(1月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

1月11日は「塩の日」。今回は「塩の日」の意味や由来を解説します。

また、「塩の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業界の方や、食品関連のサービスを提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「塩の日」の意味・由来とは?

1月11日は「塩の日」です。1569年の1月11日に、武田信玄が上杉謙信から塩を受け取った日にちなんだ記念日とされています。

戦国時代の武将で甲斐・信濃(山梨・長野)を治めていた武田信玄は、駿河(静岡)を治めていた今川氏との同盟を破棄したことから塩の流通を止められてしまいました。このことを知った上杉謙信が、敵対関係であるにもかかわらず、自分の領地の塩を武田の領地に塩を送りました。「敵に塩を送る」という故事の由来でもあります。

長野県松本市では、毎年この日に開催されるあめ市では、上杉軍・武田軍に分かれて戦う綱引き「塩取合戦」が行われます。

「塩の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「塩の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「塩の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「塩の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「塩の日」を元に発信をする流れ

「塩の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「塩の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「塩の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「塩の日」を広報PRに活かした事例

「塩の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

以下はいずれも「塩の日」にちなんだプレスリリースではありませんが、「塩の日」や塩に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になりそうな事例を紹介します。

事例1.店内で炊いた塩を使った「幸せの塩スイーツ」を提供開始

赤穂化成株式会社は、運営する塩カフェ「AMAMI TERRACE」にて新メニュー「幸せの塩スイーツ」の提供開始をプレスリリースで配信。スイーツとフルーツ、ドリンク付きのプレートは、ワイン塩で食べるアップルパイや塩胡椒を添えた芋羊羹などが楽しめます。

プレスリリースでは、季節に応じて盛り付け内容が変わる「幸せの塩スイーツ」の秋のメニュー提供の開始をお知らせしています。メニューの内容がわかる画像を複数用意し、プレートのイメージを伝えているのがGOOD。「塩の日」の事例ではないものの、塩をコンセプトにしたカフェならではの有用な広報PR施策だといえるでしょう。

参考:兵庫県赤穂市の塩カフェ AMAMI TERRACE 秋を感じる「幸せの塩スイーツ」10月1日より新登場

事例2.オーストラリアの天日塩「南の極み」のオリジナルグッズ等が当たるXキャンペーンを開催

日仏貿易株式会社は、オーストラリアの天日塩「南の極み」のオリジナルグッズと数量限定デザインの商品が当たるX(旧 Twitter)キャンペーンを実施。キャンペーンの詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースのアイキャッチは、キャンペーンの内容が一目でわかるバナーを設置。既存のパッケージと期間限定デザインを掲載したうえで、商品の特徴を記しています。今回のキャンペーンの目玉を画像つきで紹介後、キャンペーンの参加方法を丁寧に記載しているのがGOOD。「塩の日」に関する広報PRではありませんが、キャンペーンをフックに商品の認知拡大を図る際に発信するプレスリリースの参考事例です。

参考:使いやすいさらさらの小粒タイプもあるよ!店頭で見かけるあのお塩【南の極み】のオリジナルグッズと数量限定デザインの商品が当たるXキャンペーン

事例3.「塩からあげ」を期間限定で販売開始

テイクアウトの唐揚げ専門店「からあげ縁」を展開するアークランドサービスホールディングス株式会社の子会社、エバーアクション株式会社は、期間限定「塩からあげ」の販売を開始。新商品の詳細をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、からあげと塩のビジュアルでまとめたシズル感のあるアイキャッチを起用し目を引きます。新商品である「塩からあげ」の味の特徴について紹介。「塩の日」にちなんだものではありませんが、期間限定商品を展開する際は、プレスリリースの配信機会でもあります。記念日と絡めて発信するのも一案です。

参考:【旨味際立つ】からあげ縁-YUKARI-「塩からあげ」を期間限定で2023年5月12日(金)より販売開始!

「塩の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「塩の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

1月11日の「塩の日」にちなんだキャンペーンはあまり多くないようですが、塩を使った食品の発売や塩に関するイベントなどを実施する際は、記念日に合わせたプレスリリースを発信してもよいかもしれません。記念日をうまく活用することで、より多くの人に自社サービスを周知できるきっかけを作ることができるでしょう。

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