PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
自助の日(5月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日自助の日(5月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月28日は「自助の日」。今回は「自助の日」の意味や由来を解説します。

また、「自助の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に生命保険業界の方や、ライフプランのコンサルティングを実施している企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「自助の日」の意味・由来とは?

5月28日は「自助の日」です。人生100年時代に豊かな人生を送るため、一人ひとりがライフプランを描き、自らの将来に備えていく「自助」について考える日として一般社団法人生命保険協会が制定

「自助」にとって大切な言葉である「希望、知恵、財運、健康、愛」を意味する「五(5)つ(2)葉(8)」の語呂合わせが記念日の由来です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「自助の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「自助の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「自助の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「自助の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「自助の日」を元に発信をする流れ

「自助の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「自助の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「自助の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「自助の日」を広報PRに活かした事例

「自助の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「自助の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日にちなんでいない事例でも、今後「自助の日」を広報PR活動に取り入れるうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.金融教育プログラムの募集情報をプレスリリースで発表

授業のワンストップサービス「クラスイズ for School」の開発・運営を手掛ける株式会社BatonLinkは、「ゼロからの金融教育プログラム」の参加高校の募集についてプレスリリースを配信しました。ブロードマインド株式会社と連携し、金融の基礎の学びを目的に展開する取り組みです。

記念日にちなんだ事例ではありませんが自助を促すプログラムが特徴的で、時代に応じたコンテンツ内容を強みとしているのが特徴。プレスリリースには複数の画像を掲載し、授業のイメージを想起させたのがGOODです。

参考:高校での金融教育の導入に。「ゼロからの金融教育プログラム」 2025年度参加高校を募集開始【クラスイズ for School】

事例2.金融商品の預かり資産残高300円到達をプレスリリースで発表

保険・証券・住宅ローンと複数の金曜商品を取り扱うブロードマインド株式会社は、金融商品の預かり資産残高が300億円に到達したことをプレスリリースで発表しました。資産形成の自助努力が必要とされる現状をふまえたうえで、「自社ならではの価値提供を目指す」という展望を訴求しています。

「自助の日」のプレスリリースではありませんが、資産形成・自助努力といったキーワードを盛り込みながら、自社実績を発信したのがGOODな事例です。実績の概要がわかるイラストや推移のグラフなど画像も用いながら、わかりやすくまとめられた構成が参考になります。

参考:仲介による金融商品預かり資産残高:300億円到達のお知らせ

事例3.他社データを活用した事業者向けメニューの提供を開始

デジタルマーケティング事業を手掛ける株式会社D2C Rは、株式会社NTTドコモのユーザーデータを活用し、保険サービス事業者向けの広告メニューの提供を開始したことをお知らせしました。各種主要広告プラットフォームでの配信に対応したメニューです。

「自助の日」の事例ではありませんが、自助努力で健康不安の解消を目指す人が増えていることや、業界全体でオンライン保険加入が進んでいることなどに触れています。自社製品のプレスリリースはもちろん、サービスの認知を広める広報PR施策としても参考になるのではないでしょうか。

参考:ドコモデータを活用した保険サービス(生命・医療等)事業者向けの広告配信メニューの提供を開始~「生命保険に入る可能性が高い層」「保険に入るタイミングの人」などのターゲティングが可能に~

「自助の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「自助の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

人生100年時代といわれる現代において、自助を促す商品やサービスを提供する企業は増えています。特にライフプランニングのサポートなどを実施している企業は「自助の日」に合わせたイベント・キャンペーンを企画してみるとよいかもしれません。記念日をうまく活用することで、より多くの人に自社の取り組みを周知することができるのではないでしょうか。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ