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将棋の日(11月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日将棋の日(11月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月17日は「将棋の日」。今回は「将棋の日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「将棋の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、ヒントになる関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に将棋業界の方や、ボードゲームの開発・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「将棋の日」の意味・由来とは?

11月17日は「将棋の日」です。1975(昭和50)年、公益社団法人・日本将棋連盟によって制定されました。

日付は、江戸時代の中ごろから、旧暦の11月17日に「御城将棋」と呼ばれる年中行事を行っていた記録に基づいています。記念日制定後初となる1975年11月17日には、第1回「将棋の日」のイベントとして、東京都台東区の蔵前国技館で対局が実施されました。

毎年「将棋の日」には、日本将棋連盟を筆頭に、将棋関連のイベント・キャンペーンが行われています。対局を実施するイベント企画だけでなく、将棋教室でキャンペーンを開催したり、将棋関連のボードゲームを紹介したりといった広報PR活動に有用な記念日です。

「将棋の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「将棋の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「将棋の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「将棋の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「将棋の日」を元に発信をする流れ

「将棋の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「将棋の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「将棋の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「将棋の日」を広報PRに活かした事例

「将棋の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「将棋の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「将棋の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.公式戦の一回戦結果と、二回戦の予定やコメントを好評

公益社団法人・日本将棋連盟は、2022年7月23日に実施した「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」の対局結果を、ニュースリリースで発表しました。稲葉陽八段が山崎隆之八段を181手で破り、 一回戦を突破したことを紹介。

さらに、二回戦第三局の相手や予定情報についても公開しています。ニュースリリースでは、両者の対局前のコメントに加え、畠山鎮八段の講評に触れているのがGOODポイント。対局を見守る人々に向けた、同団体ならではのリリース内容です。

参考:稲葉 陽八段 181手の大熱戦を制し二回戦進出! 7月23日(土)一回戦第三局 開催結果

事例2.人気アニメをボードゲーム上で再現した新商品

玩具メーカーの株式会社ジーピーは、ボードゲームの新商品『キングダム 盤上大戦』を発売しました。戦場を模した将棋から着想を得て、アニメ作品『キングダム』の戦いをボード上で再現したゲーム商品です。

春秋戦国時代を舞台に、天下統一を目指す2人が将軍としてゲームを展開していきます。2種類のボードを設計し、初心者向け・上級者向けとプレーヤーによって選択できるのが魅力。作品のファンをターゲットに、ユニークなゲームコンテンツへと仕上げた事例です。

参考:熱き戦場が、ボードゲームに!「キングダム 盤上大戦」

事例3.オールレザーで仕上げた将棋駒をクラウドファンディングで提供

株式会社caramoは、新価値共創を目的としたクラウドファンディングにおいて、株式会社服部による新プロジェクト「【HATTORI】将棋セット&飾り駒」を始動しました。若手駒師が手掛けた、オールレザー仕様の将棋駒セット・飾り駒を数量限定で展開する取り組みです。

一般的な将棋駒の素材である木とは異なり、牛革ならではの経年変化を味わえるのが特徴。飾り駒には名入れの特典も備えており、将棋が好きな人にはもちろん、プレゼント用としても魅力的な商品となっています。

参考:【世界初】衝撃の一手!国産鞄の本場「豊岡」×将棋の本場「天童」が手掛ける、世界初の“オール牛革”将棋セットを新開発!

事例4.夏休みの3日間限定で、小・中学生向け特別講習を開催

株式会社FKRは、同社が運営するKAI将棋教室の特別講習開催を決定しました。7月29日から31日の3日間限定で、有段者を目指す小・中学生向けの集中夏期講習を実施するプロジェクトです。

将棋センターでの対面講習はもちろん、オンライン講座にも対応しているのがGOODポイント。都成竜馬七段や斎藤明日斗五段などのゲスト棋士を招き、特別講習ならではの魅力を盛り込んだプロジェクトといえるでしょう。

参考:KAI将棋教室、7月29日〜31日の3日間 集中夏期講習を開催!

「将棋の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月17日の「将棋の日」は、将棋に注目が集まり、対局や将棋駒を想起させるきっかけになる日です。将棋のイベントや商品を扱う企業の方だけでなく、ボードゲームなどの関連製品を販売する企業の方にとっても、「将棋の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「将棋の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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