PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
太陽熱発電の日(8月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日太陽熱発電の日(8月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

8月6日は「太陽熱発電の日」。今回は「太陽熱発電の日」の意味や由来を解説します。

また、「太陽熱発電の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PR活動に取り入れている事例もピックアップ。広報PRやマーケティングネタを探している方、特に

「太陽熱発電の日」の意味・由来とは?

8月6日は「太陽熱発電の日」です。香川県で太陽熱発電を実践したことから、記念日として知られるようになりました。

1981年8月6日、香川県仁尾町(現三豊市)にて、太陽熱発電の稼働を開始し、世界ではじめて発電に成功。石油に代わる新たなエネルギーとして、世界中で開発を進めている発電方法のひとつです。

太陽熱発電は、太陽光発電に比べて発電効率が高く、コストが抑えられる魅力があります。ただし、日本の気候・地形では発電に向いていないため、国内ではほとんど実用化されていません。

事業として広報PRに活かすのは難しいものの、自社のコンテンツのひとつとして、認知拡大につなげる材料として役立てられるでしょう。

「太陽熱発電の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「太陽熱発電の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「太陽熱発電の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「太陽熱発電の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「太陽熱発電の日」を元に発信をする流れ

「太陽熱発電の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「太陽熱発電の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「太陽熱発電の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「太陽熱発電の日」を広報PRに活かした事例

「太陽熱発電の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「太陽熱発電の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「太陽熱発電の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.太陽熱発電に関する製品開発企業への投資実施を発表

太陽熱吸収膜の開発を手掛けるリアルテックホールディングス株式会社は、同社が運営するリアルテックファンドが、ナノフロンティアテクノロジー株式会社(NFT)に投資した実施内容をプレスリリース配信しました。

NFTは太陽熱発電所の塗料を開発するベンチャーで、今回の調達資金をもとに、太陽熱発電と連携し事業開発を進展。やや専門的なプレスリリースですが、企業ロゴや開発製品の写真、実証実験の様子などビジュアルを交えながら紹介しているのがGOODポイントです。

日本人にとっては馴染みの薄い太陽熱発電ですが、自社の取り組みや投資実績発信することで、より多くの人々へ認知を広めています。記念日に関連した発信ではないものの、今後「太陽熱発電の日」を活用する際に参考になる事例です。

参考:リアルテックファンド、世界最高の太陽熱吸収体を開発するベンチャーのナノフロンティアテクノロジーへの出資を実施

事例2.人工光合成に関するデータベースを分析した調査レポート

無形資産可視化データベースの構築と技術調査・分析などを行うアスタミューゼ株式会社は、同社が所有するイノベーションデータベースのプレスリリースを配信しました。自社データを分析し、特許とグラントの動向をまとめたレポートです。

人工光合成に関する特許出願の動向とスコアの推移をグラフで商会したうえで、帰属国別で日本が1位を獲得している現状に訴求。さらに、特許を取得したもののひとつとして、太陽熱発電システムにおける変換機構や人工光合成モジュールなどをピックアップしています。

「太陽熱発電の日」の記載はありませんが、自社が取り扱うデータベースを活用した広報PR事例として参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:中国の躍進が大きな脅威に! ~カーボンニュートラルの実現にも不可欠な人工光合成技術の現状と未来

事例3.省エネ設備・エネルギーマネジメントシステム補助事業の受付開始

株式会社ちばぎん総合研究所は、エヌエス環境株式会社とともに事務局を受託している千葉県の補助事業の申し込みを開始したことをプレスリリースで発表。同事業では、中小企業などに向けた、省エネ診断受診や省エネ設備の設置およびエネルギーマネジメントシステム(EMS)の導入を検討する企業を対象に、最大で補助金1,000万円を支給します。蓄電池設備や遮熱・断熱工事やLED照明器具など省エネルギーを促進する設備も補助対象です。

このような補助金制度を設けることで、県内における中小企業の省エネルギー化を推進し、二酸化炭素の排出量の減少を図ることなどが目的であることをプレスリリースに明記。補助事業概要を順を追って丁寧に解説した構成がGOODです。記念日に関連した事例ではないものの、今後、対象事業者を限定したイベント開催時にプレスリリースを配信する際に参考になる事例といえるでしょう。

参考:【補助上限額1,000万円・補助金活用】千葉県 中小事業者等向け、「省エネ設備」「エネルギーマネジメントシステム」補助事業の申込み受付開始!

「太陽熱発電の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月6日の「太陽熱発電の日」を題材にしづらい場合は、6月21日頃、夏至の日の「太陽光発電の日」も含めて検討してみると良いでしょう。また、太陽熱発電は日本では馴染みのない発電方法であるため、「太陽熱発電の日」に合わせてアンケートを実施したり、調査リリースを発信したりするのも一案です。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ