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音の日(12月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日音の日(12月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

12月6日は「音の日」。今回は「音の日」の意味や由来を解説します。

また、「音の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に音楽・音響業界の方や、音響設備などを提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「音の日」の意味・由来とは?

12月6日は「音の日」です。1877年のこの日、トーマス・エジソンが蓄音機を発明したことにちなみ、1994年に日本オーディオ協会が制定しました。記念日は、音と音楽文化の重要性を広く認識してもらうとともに、オーディオおよび音楽文化・産業の発展に寄与することを目的としています。

同協会では1996年以降の記念日には、「音の日の集い」など、一般の人にも音の世界を認識してもらうためのさまざまな記念行事を実施しています。

「音の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「音の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「音の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「音の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「音の日」を元に発信をする流れ

「音の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「音の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「音の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「音の日」を広報PRに活かした事例

「音の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「音の日」に合わせたプレスリリースではないものの、記念日に合わせたイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「音の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「音の日」に合わせたSNS企画を実施

さまざまなオーディオに関する普及・啓発に取り組む一般社団法人日本オーディオ協会は、12月6日の「音の日」の当日に記念日に関するプレスリリースを配信。いい音を聴いて素敵な1日を過ごしてほしいという願いを込めて、「#音の日にいい音聴こう」というハッシュタグを使った、いい音にまつわるSNSでの投稿を呼びかけました。

プレスリリースでは「音の日」を制定した背景や、日本オーディオ協会の取り組みを記載。若い世代のクリエイティブ活動を応援する「ReC♪ST」をはじめ、エンジニアの技術の向上と次世代エンジニアの発掘を目的とする「日本プロ音楽録音賞」、音を通じて社会貢献した方々を顕彰する「音の匠」を紹介しています。

毎年自社が制定した記念日に絡めて発信し、取り組みの周知につなげている参考事例です。

参考:本日12月6日は「音の日」

事例2.初めてアナログプレーヤーを使う方に向けの小冊子を無料配布

ピュアオーディオ専門誌の発行などを行う株式会社音元出版は、10代・20代向けのアナログプレーヤーに関する情報をまとめた無料の小冊子『はじめてのアナログプレーヤー』を創刊。全国のレコードショップや家電量販店で、10月19日より配布することをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、小冊子の内容を写真とともに一部紹介。レコード再生にまつわるQ&A、おすすめのアナログプレーヤー・カタログなど、レコード初心者に向けたコンテンツを確認することができます。記念日に絡めた発信ではありませんが、音楽産業の発展につながる施策は、「音の日」と絡めて発信するのもおすすめです。

参考:アナログレコードを聴いてみたい10代・20代の皆さんに読んでほしい、無料の小冊子「はじめてのアナログプレーヤー」創刊。大手レコードショップ・家電量販店で2024年10月19日(土)より配布開始

事例3.「日本の音」にこだわった新作ヘッドフォンが登場

コンシューマーエレクトロニクス製品の製造・販売を行うプレシードジャパン株式会社は、オリジナルブランド「AVIOT」の新作ヘッドフォンの発売をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、コンパクトなボディやノイズキャンセリング機能といった製品の魅力を、タイアップアーティスト「あの」さんのキャンペーン画像とともに紹介。「日本の音」が目指したことと、国内企業ならではの強みを伝えています。

記念日にまつわる事例ではないものの、音の重要性を周知する「音の日」を使った発信にも適した、音にこだわる製品のプレスリリースです。

参考:【AVIOT】『僕の世界に、ノイズはいらない。』ノイズレスでコンパクト。ヘッドホンの常識を打ち破る「WA-Q1」を11月2日(土)発売。本日10月29日(火)より予約開始。

「音の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「音の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

音楽などのサービスを提供する企業だけでなく、記念日の由来に関係している「蓄音機」などの音響設備に関連する商品を販売している企業でも、「音の日」を活用したプレスリリースを発信できそうです。

記念日をうまく活かし、自社商品やサービスをより多くの人に周知できる機会をつくるとよいでしょう。

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