未来を担う水素電池の日
10月12日は「豆乳の日」。今回は「豆乳の日」の意味や由来を解説します。
また、「豆乳の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、豆乳を使用した製品を製造・販売する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「豆乳の日」の意味・由来とは?
10月12日は「豆乳の日」です。豆乳の消費を活発にすることを目的に、日本豆乳協会が2008年に制定しました。
日付は、食料品に関する記念日が多い10月に、「10(トウ)2(ニュー)」という語呂合わせで12日、ということで10月12日になりました。
日本豆乳協会は、「豆乳の日」の制定を機に広報PRに注力するようになり、積極的なプロモーションやキャンペーンを展開。その甲斐あって豆乳の消費量は2008~2015年にかけて年平均12%の伸びを見せました(日本豆乳協会発表)。
現在も豆乳レシピコンテストの受賞発表や、豆乳資格検定の申込開始が「豆乳の日」に合わせて実施されています。
「豆乳の日」をきっかけに広報PR活動する効果
「豆乳の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「豆乳の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「豆乳の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「豆乳の日」を元に発信をする流れ
「豆乳の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「豆乳の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「豆乳の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「豆乳の日」を広報PRに活かした事例
「豆乳の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「豆乳の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
直接「豆乳の日」に関連した事例ではなくても、今後の参考になるでしょう。
事例1.植物性素材を活用した「豆乳パンソイラテ」が新発売
敷島製パン株式会社(Pasco)は、9月1日より関東・中部・関西・中国地区にて「豆乳パンソイラテ」を発売することをプレスリリースで配信。「牛乳パン」をイメージし、豆乳を練り込んだやわらかいパンにソイラテ風クリームをはさんだ新商品です。
プレスリリースでは商品の案内だけでなく、SDGs活動の一環として植物性素材を積極的に活用し、環境負荷低減・食糧難へ対応した「&Green」という取り組みを実施していることも紹介。記念日にちなんだ発信ではありませんが、豆乳を使った商品の案内を通じて企業の取り組みを届けた好事例です。
参考:「豆乳パンソイラテ」新発売!牛乳パンをイメージし、植物性素材を活用してつくりました
事例2.豆乳に関するインターネット調査を実施
インターネット調査を中心に各種リサーチを展開するマイボイスコム株式会社は、「豆乳」に関するインターネット調査を実施したことをプレスリリースで配信しました。
プレスリリースの冒頭に「TOPICS」として調査の結果を掲載。それぞれの詳細を5項目に分けてグラフなどを用いて紹介した構成がGOODです。「豆乳の日」にちなんだ発信ではありませんが、枠線や区切り線を活用して読みやすくまとめられた好事例です。
参考:【豆乳に関する調査】直近1年間に豆乳の飲料や食品を摂取した人は5割強。期待する効果は「コレステロールの低減」「高血圧や高脂血症、動脈硬化などの予防」が各3割弱
「豆乳の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「豆乳の日」は、豆乳に注目が集まり、大豆製品を想起させるきっかけにもなる日です。
飲食業界・食品メーカーの方や、豆乳を使用した製品を販売する企業の方にとっては特に、「豆乳の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「豆乳の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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