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大豆の日(2月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日大豆の日(2月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

2月3日は「大豆の日」。今回は「大豆の日」の意味や由来を解説します。

また、「大豆の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に大豆製品を扱う食品業界の方や、大豆由来の成分を商品に使っている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「大豆の日」の意味・由来とは?

2月3日は「大豆の日」です。大豆製品の製造・販売を手がけるニチモウバイオティックス株式会社により制定されました。日付は、暦の関係で節分となることが多い2月3日に設定されています。

節分の日には大豆をまいて邪気を払い、無事に春を迎えられるよう願う風習があることから、大豆が重要な役割を果たす日です。

古来、大豆は五穀のひとつで穀霊が宿るとされていました。また、現代でも栄養価の高い大豆は健康食品や化粧品の成分として活用されています。「大豆の日」は、大豆と人々のそういった関わりについて想起させるきっかけとなる記念日です。

「大豆の日」は、一般社団法人・日本記念日協会によって登録・認定されています。

「大豆の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「大豆の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「大豆の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「大豆の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「大豆の日」を元に発信をする流れ

「大豆の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「大豆の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「大豆の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「大豆の日」を広報PRに活かした事例

「大豆の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「大豆の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「大豆の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.大豆50%配合の中華そばの新作が登場

キッコーマン株式会社は、食料品の製造を手がけるキッコーマン食品株式会社より「キッコーマン 大豆麺 中華そば 醤油」を2月3日に発売することをプレスリリースで発表。大豆を50%配合した乾麺とスープがセットになった商品です。

プレスリリースでは、商品概要に加えパッケージや麺のリニューアル、価格改定の情報などを丁寧に説明。ひと目でどんな商品かがわかるようにタイトルに「高たんぱく・低糖質で食物繊維たっぷり」と特徴を記している点もGOODです。

「大豆の日」に関する事例ではありませんが、大豆商品広報PRの際に参考になるプレスリリースです。また、2月3日の「大豆の日」当日のリリースや近い日程で新商品の発売がある場合は、記念日に合わせて発信を行うのもおすすめです。

参考:高たんぱく・低糖質で食物繊維たっぷりな麺と専用のスープやソースがセットになった「大豆麺」シリーズ「大豆麺 中華そば 醤油」新発売!

事例2.肌の健康機能に関する研究についてプレスリリースで発表

株式会社ダイセルは、フジッコ株式会社との共同研究についてプレスリリースを配信しました。ダイセルの「ラクトビオン酸」と、フジッコの「フジフラボン®」における肌の健康機能に関する研究レポートです。

プレスリリースは専門的ですが、グラフを用いながらまとめられているため、読者がわかりやすい内容に仕上がっています。「大豆の日」の広報PR事例ではありませんが、自社の取り組みや研究結果について認知を広める施策として参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:大豆イソフラボンとラクトビオン酸の組み合わせで新たな機能性表示食品の届出が受理

事例3.大豆に特化した自社新ブランドをプレスリリースで紹介

大豆食の先駆的メーカーの株式会社エヌ・ディ・シーは、自社で展開する新ブランドについてプレスリリースを配信しました。全世代の健康を支える力を持つ大豆に着目し、簡単・ヘルシー、バラエティ豊かな商品展開などに特化したフードテックブランド「大豆力(だいずりょく)」です。

プレスリリースでは、ブランドの特徴や「大豆力が目指すこと」、さらに先行発表が行われた展示会の様子などを見出しに分けてまとめています。記念日にちなんだ取り組みではありませんが、新ブランドの認知拡大を図る広報PR施策としてはもちろん、写真を交えながらわかりやすく紹介した内容が参考になる事例です。

参考:食の新時代を突き抜ける「大豆力」。大豆のチカラを引き出すフードテックブランド。

「大豆の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月3日の「大豆の日」は、大豆に注目が集まり、植物肉や豆菓子など大豆を使用した食品を想起させるきっかけになる日です。

食品業界の方や、大豆由来の製品を販売する企業の方にとっては特に、「大豆の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「大豆の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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