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統計の日(10月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日統計の日(10月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月18日は「統計の日」。今回は「統計の日」の意味や由来を解説します。

また、「統計の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に地方自治体やマーケティング・リサーチ業界の方、統計に関連する事業を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「統計の日」の意味・由来とは?

10月18日は「統計の日」です。1973年(昭和48年)に、国民に統計の重要性を理解してもらうことを目的として政府によって制定されました。

日付は、1870年(明治3年)10月18日(旧暦9月24日)に、現在の「生産統計」の起源となった府県物産表に関する太政官布告が公布されたことに因んでいます。

総務省や各府省、地方公共団体などはこの日を中心とし「統計の日」のポスターを作成するなどの広報活動や講演会、統計功労者の表彰等のイベントを実施しています。

「統計の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「統計の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「統計の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「統計の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「統計の日」を元に発信をする流れ

「統計の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「統計の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「統計の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「統計の日」を広報PRに活かした事例

「統計の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「統計の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「統計の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.小学生向けに統計を学ぶイベントを開催

株式会社Rejouiは、全国の小学校5・6年生を対象にしたオンラインイベント「わくわく!統計アカデミー for KIDS 2024」を運営するとプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、過去のイベント参加者の声を紹介し、どのようなことが体験できるのかをわかりやすく伝えています。またイベント講師のプロフィールも掲載することで、情報に厚みを持たせている点がGOODです。記念日にちなんだイベントではありませんが、統計を広報PRする事例として参考になるプレスリリースです。

参考:小学校5・6年生向け無料オンラインイベント「わくわく!統計アカデミー」

事例2.統計データを活用したマーケティングサービスをリリース

シンクタンクを主軸とする事業を行う株式会社日本統計センターは、エリアマーケティングに必要な統計データをAPIで利用できる「47stats API」サービスをリリースしたとプレスリリースで発表しました。

プレスリリースではサービスの詳細が整理されて記載され、どのようなサービスなのかが伝わるよう工夫されています。サービス担当者のコメントも記載することで、背景や思いが伝わってくる点もGOODです。記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、統計に関するサービスを紹介する事例として参考になります。

参考:「47stats API」サービスをリリース。豊富な統計データと分析機能を自社のアプリケーションやウェブサイトに組み込んで利用できるため、スマートなエリアマーケティングが実現できます。

事例3.「じゃんけん」を統計に取るアンケート調査

WebマーケティングやWebメディア制作・運営などのインターネット事業を展開する株式会社トイントは、「じゃんけんで最初に何を出す?あいこだったら?」のアンケート調査を実施。データを集計し、調査リリースとして配信しました。

2023年7月24日から26日にかけて、じゃんけんをしたことがある男女1,000人を対象に行ったインターネット調査です。複数の要素で異なるじゃんけんのパターンを統計に取り、性別・年代・血液型などの項目で分けて紹介。

結果は項目ごとに表で紹介し、人数と割合もあわせて細かくまとめています。記念日にちなんだ広報PR事例ではありませんが、誰にとっても馴染み深いテーマと調査を組み合わせたユニークなプレスリリースです。

参考:じゃんけんで最初に何を出す?あいこだったら次は?【実際に1,000人に聞いて統計を取ってみた結果】

「統計の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「統計の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「統計の日」には「統計」というワードに注目が集まります。身の回りに関するさまざまな統計について発信したり、自社の統計に関する取り組みを発信したりするのもよいでしょう。

今一度「統計の日」をきっかけに自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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